カブトムシが卵を産んでいた。白くて小さくて丸っこい卵は、発泡スチロールのかけらのようだった。
去年に引き続き、今年もカブトムシを近所の人からもらった。
それから元気に (特に夜中に)動き回っているのを見かける。
息子も毎日エサをあげていて、昆虫ゼリーがどんどんなくなっていく。
そんなカブトムシの虫かごの中を、ある時なんとなしに見てみたら、白くて小さい、丸っこいものがあるのに奥さんが気づいた。
最初は発泡スチロールのかけらでも入ってしまったのかと思ったのだが、発泡スチロールなんて最近は虫かごの近くで触ってないから、流石にそれは違うだろう。
これはもしかしてカブトムシの卵?と思って、FacebookやTwitterに上げてみたら、答えが帰ってきた。
どうやら本当にカブトムシの卵だったようだ。
ある人からは、乾燥したり成虫のカブトムシに蹴られたりするから、隔離して別の虫かごに入れたほうがいいとすらアドバイスしてくれた。
ただ、この卵、息子が翌日に見たらなくなっていたらしい。
夜のうちにカブトムシは動き回るので、そのときに埋もれてしまったのかもしれない。
まあ、実際のところ、卵だからといって孵るまで面倒見るかはわかったものではないから、自然に任せた結果なのかもしれない。
今年はオスメス合わせて12匹もいて、まだまだ元気に飛び回っているから、また新しい卵を見かけることもあるだろう。
去年もカブトムシを飼っていたが、卵は確認できなかった。メスが1匹しかいなかったから?とかいうのもあるが、そこまでよく見てなかっただけかもしれない。
引き続き観察していこう。