「最寄りのスキー場のシーズン券を持つ」というライフスタイル
今シーズンは、車で15分もあれば行ける最寄りのスキー場「パラダ」のシーズン券を購入している。
昨年の10月中に購入すれば、「超早割」というのが適用されて10,000円とのことだったので、買ってみることにしたのだ。
シーズン券を買ったのは、移住してきた年以来。
当時、その冬からスキースクールのインストラクターになったから、リフト券がいらなくなったのである。
スキーのインストラクターは2シーズンほどやったが、それから長野と東京の2拠点生活がはじまったり、子どもが生まれたりしたことで、ここ数年はまともにスキーに行くことが無くなった。
ただ、せっかく手軽にスキーができるところに住んでいるのだし、気軽に滑りに行きたいので、今シーズンは数年ぶりにシーズン券を買ってみることにした。
昨日が今シーズン初滑りで、今日も滑ってきた。
昨日は2時間半も滑ったところで飽きてきたから、帰ることにした。まだ雪が少なくて、下の方の4コースしか開放されていないし、1日中滑ってられないのだ。そもそも全コースがオープンしてても、1日滑ってられるほど広いスキー場ではなかったりする。
今朝は1時間ほど滑ってきた。奥さんがお昼前に予定があるというので、それまでに帰ってくることにしたのだ。
2日とも、リフトが動きはじめるところから滑っていて、雪の状態が一番いい時間帯だけ滑って帰ってきた、とも言える。
ひとりで滑っていたら、小一時間もすればいい具合に休む気にもなってくる。
土日は8時半からリフトが動きはじめ、9時半にはスキースクールのレッスンがはじまる。
そのころにはだんだん人が増えて混んでくるし、気温が上がってきて雪も溶けはじめる。
小一時間といえばそのくらいのタイミング。
それから滑り続けてもいいし、もう帰ってもいい。
これは近所のスキー場で、シーズン券を持っているからこそできることだろう。
1日券を買ってしまうと、ついついもとを取ってやろうとして、粘って午後まで滑ろうとしてしまう。そうして結局疲れてしまう。
思うに、「シーズン券を持つというのは、ライフスタイルなんだ」ということだ。
朝の1〜2時間だけ、雪の状態のいいときにサラッと滑ってくる。これがなんと贅沢なことだろう。
私が来たころには駐車場もガラガラで、スキー場にも人はいなくて、気温も低く雪が締まっている。
一方で、1〜2時間滑り、帰るころには、駐車場には車がひしめいていて、これから滑りはじめようかという人もいて、混んできていて、雪も緩みはじめている。
なるほど、これはなかなかこれは贅沢な時間を過ごしているんだな、と思う。
身近なところでサクッと滑って帰ってきても、まだ午前中で、休日がすごく有意義に過ごせる感じがする。
この3連休はいい感じで過ごせている。明日は息子も連れてスキーに行こうと思っている。彼がどのくらい滑れるようになるか楽しみだ。
この冬は、こんな感じで、ちょくちょく滑る、というのを楽しんでいきたい。