国立天文台 野辺山宇宙電波観測所で45m電波望遠鏡などを見て回る。宇宙ロマン漂うスポット

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ふと思い立って国立天文台 野辺山宇宙電波観測所に行ってきた。

名前だけは長野県に移住してきた頃から知っていたんだけど、なんとなく寄ることもなかった場所だ。うちから2時間くらいかかるし。大体この辺をとおりすぎて山梨まで行っちゃうし。

最近では、この春に上映された映画「名探偵コナン 隻眼の残像 (せきがんのフラッシュバック)」の舞台となった場所とのことで、聖地巡礼している人もいるらしい。

国立天文台野辺山 見学受付

野辺山宇宙電波観測所の一部施設は無料で見学できるようになっている。守衛所にある端末か、手持ちのスマホで受付すれば中に入ることができた。

国立天文台野辺山 見学コースの案内板

見学コースとしては、この宇宙観測所の目玉となる「45m電波望遠鏡」の他、「ミリ波干渉計」や「電波ヘリオグラフ」、自然科学研究機構の展示室などが見て回れるようだ。

宇宙からやってくる微弱な電波を観測している場所だけあって、携帯電話の電波はOFFにするよう案内されている。携帯電話の電波がノイズになっちゃうことがあるからだろう。

受付から歩いていると、ここからは電源を切るか機内モードにしてね、という線が引かれていた。

案内に従って、スマホは機内モードにしてから見学を開始した。

野辺山ミリ波干渉計

さて、受付から歩いてきて、最初にお目にかかるのがこのパラボラアンテナだ。

国立天文台野辺山 ミリ波干渉計

野辺山ミリ波干渉計だそうで、直径10mのアンテナらしい。

国立天文台野辺山 ミリ波干渉計の説明

アンテナを6台接続して、直径600mの電波望遠鏡と同じ解像度の電波写真を撮影できるらしい。バーチャルに巨大な望遠鏡を作り出す仕組みと思えばよさそう。

この技術を応用して、南米チリの山中にアルマ望遠鏡というどデカい設備が作られたようだ。

なお、こちらのミリ波干渉計の運用自体はもう終わっているとのこと。

国立天文台野辺山 ミリ波干渉計

アンテナの裏側はこんな感じ。アンテナの仰角の調整とかできそう。

国立天文台野辺山 ミリ波干渉計の移動用レール

アンテナの足元にはレールがあって、このレールを使って移動させていたようだ。

国立天文台野辺山 ミリ波干渉計の移動用レール
国立天文台野辺山 ミリ波干渉計

このような巨大なものが並んでいる様は壮観である。

45m電波望遠鏡

続いて、野辺山宇宙電波観測所の目玉である45m電波望遠鏡を見に行こう。

国立天文台野辺山 45m電波望遠鏡

大きなパラボラアンテナは、遠くからでもよく見える。

近くまで歩いていくと、ゴウンゴウン、とアンテナが動く音が聞こえてくる。

国立天文台野辺山 45m電波望遠鏡

アンテナの仰角が変わるだけでなく、台座ごとその場でぐるぐる回るようになっている。面白い。

国立天文台野辺山 45m電波望遠鏡

電波望遠鏡は三菱電機が製造。このサイズのアンテナを作れるメーカーは国内にもほとんどなくて、三菱電機製が多いと聞く。多分こいつは伊丹製作所で作ったんだろうな。

国立天文台野辺山 45m電波望遠鏡の説明

日本初の大型電波望遠鏡として1982年に建設されたそうで、40年以上に渡って観測を続けているらしい。

パラボラそのものはそこまで大きな技術的革新がないのかもしれないが、受信機や解析システムは40年もあればものすごく変わったのではなかろうか。

なお、45mというサイズにちなんで、この電波望遠鏡の愛称は「ヨンゴー」だそうだ。

12~4月が観測シーズンとのことで、これからの季節に活躍するらしい。冬になると大気の状態が観測に向いたものになるそうで、寒いときこそ観測するものなんだな。標高が高いから、ここに詰めている人は大変だろうなぁ、なんて思ったりして。

電波ヘリオグラフ

ヨンゴーを見たら、戻ってきて電波ヘリオグラフとやらを見に行く。

国立天文台野辺山 電波ヘリオグラフ

同じサイズのアンテナが等間隔に置かれているものだから、コピペしすぎたみたいな絵柄になってしまった。ちょっとウケる。

国立天文台野辺山 電波ヘリオグラフと45m電波望遠鏡

こんなに大量のアンテナを使って太陽の観測をしていたらしいが、今は運用を終えているとのこと。

国立天文台野辺山 電波ヘリオグラフの解説

南北220m、東西490mに渡ってアンテナを配置し、全部で84台あったそうだ。

これらアンテナの他にも、敷地内には展示室なんかもあったりして、色々と見て回るのは楽しかった。

南牧村農村文化情報交流館

野辺山宇宙電波観測所の隣には、南牧村農村文化情報交流館 ベジタボール・ウィズがあったので行ってみた。

電波観測所が南牧村にあるもので、その隣に村の施設を作ったという感じかな。

南牧村農村文化情報交流館

入口付近には、どことなく小五郎化された牧草ロールが置かれていた。渋い。隻眼の残像では寝ないらしい。

交流館の中には、電波観測所にちなんだシアターやフライトシミュレーターがあったり、カフェレストラン、お土産屋さん、村立図書館などがあった。

電波観測所関連のお土産はこちらで買っていくようだ。せっかくなので、ヨンゴーにちなんだ置物を買って帰った。

おわりに

国立天文台 野辺山宇宙電波観測所に行ってきた。

これまでなんとなく足を運びそこねていたんだけど、行ってみると結構面白い場所だったと思う。ヨンゴーなんてずっと見ていられそうな感じだったし。

そこかしこに置かれている立て看板には、この観測所のアンテナの説明だったり、太陽や惑星といった宇宙に関する情報だったりが書かれていて、読んでいると勉強になる。

敷地内は広々としているから、お散歩にもよさそうだ。

夕方に行ったこともあり、交流館のシアターなどはもう終わってしまっていたので、次に行くなら昼間に行って、そういう施設も楽しみたいと思う。

コナンはまだ見てないんだけど、Amazonプライムビデオに出てきたら見てみようかな。

国立天文台 野辺山宇宙電波観測所