在宅勤務用に購入した「HyperX Cloud Alpha」を早速オンライン会議で試してみた。長時間の装着にも耐えられそうだが、自分の声が聞こえづらくなるのが気になった。
自宅で活動することが増えていて、オンラインで会議をする頻度が増えてきたので、いっそのことちょっといいヘッドセットでも買うか、と思うに至った。
これまで使っていたヘッドセットは、装着していてもだんだんずれてくるから、長時間の会議では煩わしかったりするのだ。
装着した感じがよくて、長時間つけていても疲れず、マイクがしっかり声を拾ってくれるようなヘッドセットを探し求めて、ほとばしるインターネットの世界へ。
いろいろ探してみた中で、この要件であればゲーミングヘッドセットというのもひとつの選択肢として見えてきたので、ちょうどAmazonでセールをしていた「HyperX Cloud Alpha」というヘッドセットを買ってみることにした。
お家に届いたのが金曜日の昼過ぎだったこともあって、今日、はじめてオンライン会議で使ってみた。
まず、装着してみた感じは、すこぶるよかった。いい感じの着圧感で、すっぽり耳を覆ってくれる。そうそうズレることはない。
本体が300gくらいあるから、そこそこ重たいかと思えど、いい具合に頭に乗っかってくれるからか、負担に感じるほどではなかった。
ヘッドセットがすっぽり耳を覆って、外の音をかなり遮断してくれるからか、相手の話している声もしっかり聞こえる。聞き取りやすくなった気がする。
それで会議中に話しやすかったかというと、ちょっと気になるところがあった。
というのも、先に書いたとおり、ヘッドセットが耳をすっぽり覆ってくれるから、外の音は結構遮断してくれる。
これは相手の声を聞くにはいいのだけれど、つまりは喋っている自分の声が聞こえにくくなる、ということにもなる。
自分の声がどのくらい出ているかわからないので、次第に声が大きくなりそうになる。
マイクの設定で、マイクに入った音をヘッドセットで聞こえるようにする設定もあるのだが、喋ったときから少しラグがあって聞こえてくるので、ちょっと気持ち悪い。
つけ心地はよくて、ズレないし、長時間つけておいても大丈夫そうな感じはあるが、自分の声が聞こえづらいことに関しては慣れが必要になりそうだ。
この特性は、ゲームをするとか、音楽を聴くとかいうのにはいいのかもしれないが、オンライン会議に使いやすいかというと評価が分かれそうなところだと思う。
すぐ慣れるものなのか、何か工夫が必要なのかわからないので、しばらく使いながら考えよう。