Pixel 4a のポートレートモードがかなりいい感じ。Pixel 3aと比べても境界の判別などさらに進化していると思う。
スマホを「Pixel 3a」から「Pixel 4a」に機種変更してから、1ヶ月近く経った。
カメラがやっぱりすごいなーと思って、日々、いろいろなものを撮影している。
そんな中で、最近あまり使っていなかったのが「ポートレートモード」だ。
特に理由はないけど、「ポートレートモード」で撮ってみようと思いつかなかった。
そして、ふと思いついてしまったので、「ポートレートモード」で撮影してみたら、これがもういい感じだったのだ。
これは昨日、ふらりと北信地方にドライブしたときに買ってきた日本酒を撮ってみたもの。
ビニール袋に包まれている瓶というのを、きれいに背景から切り出している。
背景のボケがないのはこちら。
Pixel 4aのポートレートモードで撮影したら、「背景のボケなし写真」と「背景のボケあり写真」が同時に保存される (Pixel 3aも同じ)。
実際は、「背景のボケなし写真」 (=普通に撮ったもの)を撮影したら、それを加工して「背景のボケあり写真」を作っていて、上の2枚の写真はそういう関係にある。つまり、同じ素材だということ。
見比べてみると、瓶とそれを覆っているビニールの部分と、机の一部はそのままに、それ以外のところがボケているのがわかる。
Pixel 3aで撮影していたころは、この瓶やビニールの境界がちょっと怪しかった。
同じ条件で撮ってみればよかったのだが、撮っていないので、Pixel 3aでかつて撮影した別の写真で見てみると、、、
こんな感じで、瓶の境界がトゲトゲしていたり、隣にあるコップの上の方のフチが変にボケているのがわかる。
Pixel 3aの「ポートレートモード」で撮っていたころは、こういうのがちょくちょく見受けられた。それでもすごいなーと思って使っていたのだが、Pixel 4aは更に磨きがかかっている。
普通に撮ってみて「あれ?これってすごくない?」と思った。
もしかしたら、今、Pixel 3aで撮ってみたらもっときれいに撮れるのかもしれないが (ハードウェアは変わらないけど、ソフトウェアは随時アップデートされているだろうから?)。
もうひとつ難しそうなものを撮ってみたのがこれ。
カルバドスの箱と瓶を撮ってみた。これもかなりきれいに前景の箱と瓶の部分が切り抜かれ、それ以外の部分がボケているのがわかる。
ボケなしだとこれ。
比べてみると、箱や瓶と後ろの青いかごの境界がちょっと怪しい、などはあるが、それにしてもきれいに前景と背景を識別してくれている。
最初のボケた写真だけ、スマホなどの小さな画面でパッと見たら、そこまで気にならないレベルで加工されていると思う。
久しぶりに「ポートレートモード」で物撮りしてみたら楽しかったので、またしばらく試してみよう!