手帳に求める機能を考察。過去を残す仕組みはかなり整ってきたが、未来に向かう仕組みについてはまだまだ模索している。
来年の手帳をどうしよう?というので色々考察を続けている。
ひとまず、「Ca.Crea」というノートを使って手帳の機能を実現しようとトライアルを始めているところだ。
まずまず満足していて、やろうと思っていることはだいぶ実現できていると思う。
ノートだけで足りないものは、表を書き込んだり、ワープロでフォーマットを作って印刷し、貼り付けたりしながら色々とやってみているところ。
こうして手帳に求めていることをあれこれやりくりしていると、バレットジャーナルで手帳を作っていたころのことを思い出す。
結局、1年半くらい続けてきた中で、だいたいフォーマットは決まっちゃったから、全部自分で作るのはやめた。それが満たせそうな市販の手帳に移行したのだ。完全に満足するものはなかったけど、それなりによかったと思っている。
ただ、今またこんなに手帳について考えているということは、ライフスタイルが変わってきたことで、私の手帳システムをまた再構築する時期が来たということなのかもしれない。
私にとって手帳というのは、だいたいがライフログのために書いているような感じがする。
予定ももちろん書くのだけれど、予定はその日が来たら実行して、終わっていく。手帳には、そのときに考えていたことや、やってみたことを書き残すということをよくやっている。
読んだ本や観た映画のリスト、プレイしたゲームのことなど、残したい (後で振り返りたい)と思うことを書き残している。
それはそれでいいのだけれど、どうも足りないと思っているものがあって、それはプロジェクトを計画して、実行していくための仕組みだ。
この部分については、あまり今の手帳の中で実現していない感じがしている。
色々やろうと思っていることについて考えたり、整理したり、実行計画を作ったり、実行したり、振り返りをしたりするための機能だ。
ぐちゃぐちゃに書き出して、ゴリゴリと煮詰めて、現実の日付にプロットしていく過程を、あまりうまく表現できていない気がしている。
そういう「プロジェクトを推進するための仕組み」をこのところ考えている。
yPadなんかはかなりそれに近いと思っていて、そういう要素を取り入れるか、あるいはyPadを買って使うか、もっとよいものがないかと模索している。
ライフログという、過去を管理する仕組みはかなり確立してきているが、プロジェクト推進という未来を見据えて行動していくための仕組みはまだふわふわとしている感じ。
試しているものはいくつもあれど、まだしっくり来ていないと思っている。
未来のことをどう扱うか、というお題は、ひとところに収まるものではないのかもしれないけれど、私はそういう仕組みについて研究すること自体が楽しいようなので、まだしばらくは、あーでもない、こーでもないと考えているのだろう。