「DaVinci Resolve Speed Editor」がBluetooth接続ではまともに動かなくなったから、諦めて有線接続して使う
「DaVinci Resolve Speed Editor」をBluetoothで接続して使っているが、とにかく不調だ。
DaVinci Resolve Studio 17.2になってから、明らかに動作がおかしい。というか、まともに使えたものじゃなくなってしまった。
これに関しては公式のフォーラムでも色々と書かれていて、未だに解決しているのかどうかわからない。
フォーラムの中で、Blackmagic Designの中の人が「Factory Resetすればいいですよ」とか書いてるけど、それをやってみてもダメだったし。同じようにダメだと言っている人もいるし。
もはや1ヶ月くらいこんな状態で、17.2の中でマイナーバージョンアップがあったんだけど、それを適用しても状況は回復せず・・・
もう直るのを待っていても埒が明かないと思ったので、いっそのこと有線接続して使うことにした。
有線接続してしまえばちゃんと動くのだ。
ただ、有線接続するにも問題があって、私が普段DaVinci Resolve Studioを動かしているのがデスクトップで、そのデスクトップから配線するのにいい具合の長さのUSBケーブルがない。
そんなわけで、ラップトップに接続して使ってみることにした。
ラップトップにもDaVinci Resolve Studioはインストールしているから (2台までインストールして使えるライセンスだから)、そっちで作業してみよう、と。
我が家の中では、デスクトップに比べると、ラップトップは性能が落ちるのだけれど、それでも結構なスペックのマシンだったりする。
デスクトップを買うまではラップトップで動画編集もしていたわけで、性能的にもそれほど問題はないだろう。
ちなみに、ラップトップは「HP Pavilion Gaming 15 (インテル)」で、スペックとしては、
- HP Pavilion Gaming 15 (2019)
- Windows 10 Pro 64ビット
- CPU: Intel Core i7 9750H
- GPU: Intel UHD Graphics 630
- GPU: NVIDIA GeForce GTX 1660 Ti with Max-Q Design
といったところ。2年前のものだが、現在市場に出回っているものと見比べても優秀なスペックだと思う。
あと、デスクトップはこんな感じ。
- OMEN by HP Obelisk Desktop 875-0200jp (AMD)
- Windows 10 Pro 64ビット
- CPU: AMD Ryzen™7 3700X
- GPU: AMD Radeon™ RX 5700 XT
いずれのマシンも10万円前後で買ったとは思えないスペックだと思う。我ながらいい買い物をした。
デスクトップはRysenでRadeonの組合せであり、ラップトップはIntelでGeForceの組合せだから、そのあたりも性能に影響があるのだろうか?
・・・話がそれてしまった。
とにかく、そんなわけで、ラップトップに「DaVinci Resolve Speed Editor」をUSBケーブルで接続して、使ってみたのだった。
使ってみたところ、「こんなに快適なのか!」と驚いた。
やはり「DaVinci Resolve Speed Editor」が思ったように動くとすばらしく快適だ。いちいち操作不能にならないのがいい。
あと、ラップトップがマシンスペック的にも捨てたもんじゃないようで、編集操作も滞りなく行うことができる。12分ほどの動画が3分とかからずレンダリングできたし。十分実用的だ。
もちろん、こういうのはデスクトップの方が速いけど、それにしても1分と違わない。まあ、デスクトップはHDDで読み書きしてて、ラップトップはSSDで読み書きしているから、その辺の差もあるのかもしれないが。
画面が15.6インチのフルHDだから、デスクトップで使っている32インチのWQHDに比べるとちょっと狭い感じもするけど、慣れてしまえばそこまでネックにはならないと思う。
願わくば、さっさとBluetoothの問題が解消して、デスクトップでも再び快適に操作できるようになるのがいいのだけれど・・・
これを機に、ラップトップで動画編集するのも全然ありだな、と見直しているのだった。