山ノ内町の地ビール「山伏 弐 saison noir」は、濃厚でフルーティなビールだった
長野県は山ノ内町の地ビール「山伏 弐 saison noir」を試してみることにした。
長野県の中でも、山ノ内町はちょくちょく訪れているところで、道の駅に寄ったときに見かけたこのビールが気にはなっていたのだ。
ただ、軽く飲むような気にはなれず、
- 750mlある
- アルコール度数は8%
- 我が家で酒を飲むのは私だけ
- そこそこのお値段 (1,300円ちょっと)
ということで、ちょっと覚悟を持って挑む必要がある一品だ。
そもそも、1人でガッツリ飲んでやろうと思って開けるビールではないのかもしれない。
自家製のホップや、酒米「美山錦」を使っているなど、クラフトビールらしいこだわりを感じる。
さて、覚悟を決めて開栓し、グラスに注ぎはじめたところで、、、
まずは泡だらけになって、グラスから溢れそうになるではないか!?
もしかしたらグラスが汚れていたとかもあるのかもしれないが、とにかく、激しく泡が出た。
すぐに注ぐのをやめて目一杯泡を吸い込んで事なきを得たが、のっけからやってくれた。
それからも、注ぐ度にそこそこ泡が出るから、そういうものなのかもしれない??と思うことにして、気をつけて注ぐことにする。
味わいとしては、どっしり濃厚な感じ。濃い。重たい黒ビールという感じ。
その中で、ほのかにフルーティーな感じもする。
香りを楽しむのなら、あまり冷やしすぎない方がいいビールなのかもしれない。
そして、味が強いからか、これだけずっと飲み続けていると飽きてくる。
晩酌で飲んじゃったから仕方がないけど、このビールは食事と一緒に飲んだ方がいいかもしれない。
アルコールは強いし味も濃いから、日本の一般的なビールのように、グイグイ飲んで喉越しを楽しむというよりは、ワインなどを飲むようなつもりで楽しむのがよさそう。チーズや生ハム、オリーブなんかをあてにしてもいいだろう。
そんな感じで、旅先で見かけた、ちょっと気になっていたビールを飲んでみたのだった。
「山伏」はもう1種類あったから、そちらもそのうち試してみるとしよう。