「法人設立ワンストップサービス」では「GOPPA 接触型ICカードリーダー GP-ICCR/W」を使い、マイナンバーカードの電子署名をした
先日、内閣府が運営する「法人設立ワンストップサービス」を使って法人設立した。
この「法人設立ワンストップサービス」を利用するには、マイナンバーカードによる電子署名が必要となる。
電子署名するには、ICカードリーダーを使うか、スマホを使うかのどちらかになるが、パソコンで操作をするならICカードリーダーを使った方が便利だと思う。意外と何回もマイナンバーカードの署名が必要となるし。
私は3月の確定申告に使うためにICカードリーダーを購入していたので、ちょうどそれが使えた。
私が持っていたのは「GOPPA GP-ICCR/W」という、接触型ICカードリーダーだ。大体2,000円もあれば購入できる。
本体は長方形で、角が丸くなっている。
裏面は、本体直付けのUSBのケーブルを巻き込んで収納できるようになっている。
持ってみると手のひらに乗るサイズで、非常に軽い。
おそらく、ほとんどが差し込んだマイナンバーカードを固定するためのケースで、基盤が1枚入っているだけなのだろう。
マイナンバーカードを差し込むときは、差込口に「IC」と書いているアイコンが示すとおり、ICチップを下に向けて刺すようになっている。
このカードリーダーの使い方は至って簡単で、本体から直に伸びているUSB Type-AケーブルをパソコンなりHUBなりに差し込むだけ。私はWindows 10で使ったが、特にドライバのインストールなども必要なく、そのまま使えた。
あとは必要のあるときにマイナンバーカードをぶっ刺して使えばいい。
「法人設立ワンストップサービス」で各種手続きをするなら、ログインするときと、最後に打ち込んだデータを送信するときにマイナンバーカードでの電子署名が必要となる (ログインのときは電子署名とは言わない気がするけど)。
あとは、入力途中で保存した場合に、それを読み出すときとか、申請した書類の進行状況を確認するときにも使う。
「印鑑(改印)届書」を提出するのであれば、ここでも使うことになる。
そんな感じで、「法人設立ワンストップサービス」を使っていると、何度も何度も電子署名を求められるから、ICカードリーダーがあった方が便利だと思う。
法人設立後も、登記ねっとで印鑑証明書を申請するときなんかにも使うし、確定申告にだって使うだろう。
その他、今後はどんどん電子申請ができるものが増えるだろうから、使える機会は増えていくのかもしれない。
そう思ったら、事業をするなら1台こういうのがあると便利なんじゃないかと思う。せいぜい2,000円くらいのものだし、購入に迷うような価格でもないだろう。