八十二銀行に法人口座の設立のため来店。たくさんの書類を書いて来て、あとは審査結果を待つ。
八十二銀行に法人口座のお申込みに行ってきた。
八十二銀行は長野県トップの地銀であり、つまり地元で使っている人が多い銀行である。
こちらに移住してきて商売をしてきた経験からも、その土地の大手地銀に口座を持っておいた方が何かと都合がいいということもあり、法人口座はぜひとも作っておきたいと思っていた。
都市銀でいうと、三菱UFJ銀行を古くから使っているのだが、この辺で店舗を見かけることはほぼないし、手数料は高いしオンラインバンクは使いにくいしで、ほとんど使うことはなくなった。今は引き落とし専用口座になっている。
個人事業主としてのメインバンクは楽天銀行なのだが、オンライン専用銀行だとちょくちょく引き落としに使えなかったり、振り込みに使えなかったりということもあり、地銀の八十二銀行も併用している状況だ。
そんなこともあって、法人化した暁には八十二銀行に法人口座を作りたいとは思っていたものの、手続きのために店舗に行かなければならないという事情もあり、しかも窓口は9~15時だし、おいら普通に仕事しているから仕事の調整しないと行けないし、というのでなかなか行けてなかった。
ようやく一念発起して、都合をつけて行ってきたところだ。
まずは来店して、法人を証明するものを提出し、何枚にも渡る書類にひたすら名前や住所を書きまくった。
どんなものが必要だったかというと、
- 履歴事項全部証明書
- 法人の印鑑証明書
- ご来店いただく方の公的な本人確認資料
が必要で、後はどんな商売をしているかがわかる資料もあれば持ってきて、ということだった。
私は以下の資料を参考にして来店したので、必要なものは全部持っていた。
ただ、会社のパンフのようなものはなくて、口頭で事業の説明をしたくらい。一応、個人事業主の確定申告書類なんかも持っていっていたのだけれど、そういうものを出すことはなかった。
そして、一体何回住所を書かされるのかと思うくらい書いた。書類ごとに書くから、書類の種類だけ書くし、何なら1つの書類に何箇所も書くこともある。
そうして30分くらいかけて手続きをしたのだけれど、これは銀行の審査を受けるための作業だったりする。
この後、審査が行われ、数日後に当落判定の連絡があり、口座開設がOKとなったらまた店舗に出かけて手続きをする必要がある。
なんとも面倒くさい儀式なのだけれど、そういう仕組みなのだから仕方がないと思って耐えるしかない。
そうして口座を作れたとしても、今度は通帳を持って来店しないことには振り込みなんかもできやしないという・・・リモートワークが奨励されていたりする昨今の事情にはそぐわない業務形態と言わざるを得ない。
ただ、それでも地銀の口座は大事なのだ。
なお、そんな八十二銀行もちゃんとオンラインバンキングのシステムはある。
個人では使っていて、もう何年も店舗に行った覚えがないくらいオンラインでしか使ってこなかった。
だから、法人口座を作ったとしても、オンラインバンキングは必須だと思っている。
思っているのだが・・・
法人向けインターネットバンキング「ネットEB」を使うには基本使用料がかかる。
個人ならできるだけオンラインで済ませてもらおうとしているところ、法人はできるだけ店舗に来てもらおうとしているのだろうか。
昨今のコロナ事情を鑑みても (以下略)
とはいえ、ぶーすか言いながらも、実際はオンラインバンキングでもしないことには仕事にならないと思うから、使うことになるのだろうな。
最も安いプランで月1,100円ということで、まずはこれでやってみて、必要なさそうならやめてもいいだろう。
これまで空気のように使えていたものが、法人化するといきなり使えなくなるか、金がかかるようになるのである。
そんな世の中の仕組みにちょっと触れたことで、またひとつ大人になった。