放送大学「乳幼児・児童の心理臨床」を履修してどうだったか
放送大学で2021年度2学期に履修した科目の中に、「乳幼児・児童の心理臨床」という科目がある。
2学期の単位認定試験が終了した今、この科目を履修してどうだったかを振り返る。
この科目を履修した理由はこちらの記事に書いてあって、端的に言うと、
- 子どもがいる今しか学ぶ気にならないんじゃないか
- 子どもがいる今の方が、目の前にいいサンプルがいて勉強になるだろう
ということである。
実際に半年学んでみてどうだったかというと、我が子に対する理解が増した感じがする。
今年度から小学校に上がった息子は療育に通っていることもあって、そこでやっているのはこういうことなんじゃないか、と思うことが色々とあった。
娘が通っている幼稚園は「行動分析学」という理論をベースにした幼稚園だし、そこでもきっとこういうことをしているのだろう、と思った。
要するに、子どもたちがこれらの場で、今、実際に体験していることを作り出している理論に触れることができたと思う。
本当にそうなのかを先生方に確認したわけではないし、そこまで厳密に追うつもりもないが、おおよそ外れてはいないと思っている。
個人的にやってみたい、あるいは、子どもたちにやらせてみたいと思って印象に残っているのが「箱庭」だ。
もろもろ準備はいるけど、うちの事業としては取り入れてみたい手法の一つだ。セラピーとして正確に表現されていることを読み取ったり、解釈したりすることより、子どもに思いっきり表現してもらう場としてでもあったらいいと思う。
そして、子どもだけじゃなく、大人にもやってもらいたい。
「乳幼児・児童の心理臨床」は、この2学期に「臨床心理学概論」「発達心理学概論」を合わせて学んでおり、リンクするところが多かったと思う。このあたりは目論見通りだった。
子育てしている中で早速使えるものもあったし、実践的な科目だった。