野良猫対策に超音波動物撃退器「どうぶつにげ~る」を設置してみた
我が家の所属している集落の中には、野良猫がたくさんいる。
今も近くで鳴き声が聞こえている。こいつ、昼間っからずっと鳴いてるな。
最近はどうも増えてきているようで手に負えない。
家の庭は猫の通り道になっているし、何なら屋根裏に入り込んでくるやつもいたりする。
あまつさえ、その屋根裏で子どもを産んで育ててくれたものもいた。
特に屋根裏に上ってくるやつは、夜中にドタドタと歩き回る音が聞こえるし、にゃーにゃー鳴くし、マジで邪魔である。
ただ、保護法の都合もあって、痛めつけたり駆除したりすることもできず、やむなく泣き寝入りしてきたのだった。
ここ数ヶ月は屋根裏に猫が上がってくることはなかったのだけれど、また出産間際になってきたからか、屋根裏に猫が上がってくるようになってきた。
多分、あれは前にここで子どもを産んだ猫だ。
もう勘弁ならんところなので、野良猫対策グッズを試してみることにした。
動物を追い払うグッズというのも、探してみると色々とあるようで、音で追い払うものもあれば、匂いで追い払うものもあった。
まずは、値段も手頃な超音波で撃退するものをためしてみることにした。
その名も「どうぶつにげ~る」だ。
箱に「どうぶつにげ~る」と書いているから、多分これが商品名なんだろう。
楽天で買ったのだけれど、商品名がよくわからないものだった。
中に入っていたのは、ミミズクのような面構えの本体と、本体を地面に突き立てるためのポール。
それから充電するためのケーブルだ。
このケーブル、片側はUSBなんだけど、片側は丸型になっていて、特殊なケーブルだった。
本体は私が片手でなんとか持てるくらいのサイズ感。
例えがわかりづらいかもしれないが、まあまあ大きいと思ってよいだろう。
本体上部にはソーラーが入っていて、陽の当たる場所に設置しておけば、適宜充電しながら稼働してくれるそうだ。
最初は付属の充電ケーブルで充電してから設置するよう案内があったから、それに従っておいた。
これをまずは敷地の入口に設置してみた。
うちの庭には猫くらいならどこからだって入れるのだが、割とみんな律儀に門から入ってくるので、門の近くに置いてある。
なお、本体の目のような黒い部分が超音波を発生するところで、鼻のような白いところがセンサーになっている。
センサーが何かを感知すると、その白いところが赤く光る。
センサー左右の半透明のところはライトになっていて、設定によってはここが点滅する。
設定は5種類あって、
- ネズミ、犬、きつね
- 猫、アライグマ、アナグマ、スカンク
- コウモリ、鳥、フィールドマウス
- アライグマ、イノシシ
- 上記すべてをフル活用
だそうだ。
それぞれの動物によって嫌な感じがする音の周波数が違うようで、それが切り替わるようになっている。
なお、4番の「アライグマ、イノシシ」は音ではなく、ライトが点滅するモードだ。こいつらは音より光に敏感なのだろうか。アライグマは2番にも入っているけど。
我が家は野良猫に困っているので、2番のモードにして設置してある。
ちなみに、この2番で発生する超音波は、人間の可聴域と若干かぶるようで、音が鳴っているときはキーキー聞こえる。こういう音に敏感な子どもたちは、結構気になるようだ。
とはいえ、設置場所が地面の近くであり (猫の耳の高さに合わせると効果的とのことで)、超音波は直進性が高いものになっているそうだから、立って近づいたらそこまでは気にならない。
ひとまずこれを設置してみて、どんな具合か様子を見てみることにする。