「Panasonic DC-G100」で動画撮影。カメラ本体だけでいい動画が撮れる
動画撮影環境を刷新しようと思い、「Panasonic DC-G100」というミラーレス一眼カメラを購入した。
合わせて卓上三脚も一緒に買っていて、早速、これらの機材を使って動画撮影をしてみている。
動画撮影は、本体上部の赤いボタンを押せばはじまるので、アクセスがよい。
さすが動画撮影をウリにしているカメラだ。
そうしてひとまず撮ってみたのがこちらの動画である。
映像は標準ズームキットのレンズで撮っているし、音声はカメラ内蔵のものを使っている。つまり、このカメラの素の状態で撮影していると言っていいだろう。ちなみに、一番ズームしていない、広角の状態で撮影している。
上の動画は、編集するときに音声のノイズ除去はしているが、もともとそれほどノイズはなかったし、これでほぼ撮って出しの状態だと思っていい。
マイクは自動でモードが変わるようで、こうやって撮影していると指向性のあるモードで録音してくれるようだ。
フルHDの60fpsで撮影していて、画質はキレイで動きもなめらかだと思う。WebカメラもフルHDで60fpsのものを使ってきたが、さすが本職のカメラは違うという感じがする。
基本的に、フォーカスは顔に当たるようだ。途中で本を手前に出して説明していても、ずっと顔をフォーカスしていて、本はボケてしまっている。
割とシビアに顔を追いかけてくれるようだから、手に持ったものを紹介するようなときは、カメラの設定をいじるか、撮影のやり方を工夫した方がよいのかもしれない。
若干気になるのが、撮影を開始すると、モニタの上下がクロップされることか。
写真は4:3で撮っていて、動画はフルHDなので16:9になるのだから、当然といえば当然なのだけれど。
動画撮影が開始されてから、はじめてカメラの映りっぷりがわかることもあって、撮影開始したあとにちょっと姿勢を変えたり、椅子の位置を調整したりしている。この辺は慣れてくるとなんとかなりそうだけど。
Vlog撮影が手軽にできるカメラと謳っているだけあって、ボタンひとつで動画撮影をはじめられるほどスムーズだし、本体のマイクと標準のレンズだけでこのクオリティであれば、私的には十分満足である。
動画撮影環境を刷新するアイテムとしては、良いチョイスになったと思う。