放送大学のラジオ授業を運転中に聴くために、FMトランスミッターを試してみる
車を運転しながら放送大学のラジオ授業を聴いている。
スマホで教務システムにログインして、インターネット配信の授業を聴いているのだが、スマホだといかんせん音量の問題がある。
最大音量にしていても、運転中だと若干聞こえづらいのだ。
こればかりはどうしようもない。
車というのはそもそも駆動音がうるさいし、エアコンをつければうるさいし、窓を開けてもうるさいのだ。
普通に運転している分には、そういった音はあまり気にならないけど、授業を聴こうと思ったら結構な騒音なのである。
かといって、流石に運転中にヘッドホンで聴くのは怖いし。
だったらスピーカーを買おうかとも思ったんだけど、ふと思いついてFMトランスミッターを試してみることにした。
最近のFMトランスミッターはBluetoothに対応していて、スマホとペアリングしてやれば、
スマホ – (Bluetooth) → FMトランスミッター – (FM電波) → 車載ラジオ → 車載スピーカー
という感じで繋がって、要はスマホの音を車載スピーカーで再生することができる。
ついでに、USBケーブルを差して充電できたり、USBメモリやSDカードに音楽ファイルを入れておけば、それを再生できたりするようなものもある。
なかなかハイテクなやつだ。
今回、私が試してみたのは、JAPAN AVE.の「JA998」というものである。
JA998は、
- シガーソケットに挿して使う
- USBケーブルを差して、スマホなどの充電ができる
- USBメモリを差して、USBメモリ内に置いてある音楽ファイルを再生できる
- AUXケーブルを差して、スマホなどから音楽再生ができる
といったもので、私がやりたいと思っていることがだいたいできるようだった。
使い方も簡単で、まずは愛車のシガーソケットに差し込んで、スマホとBluetoothでペアリング。
その後、周波数を設定し、車載ラジオの周波数を合わせてやれば、すぐにつながった。
スマホでYouTubeを再生したら、そのまま車載スピーカーから音が出ていて、なかなかいい感じだった。
ノイズもほとんどないみたいで、クリアな音だったと思う。
車を走らせてみたらどうなるかわからないが、音量を調整してやればちゃんと聞けるのだろう。
一度スマホとペアリングしてしまえば、エンジンをかけるとトランスミッターが起動し、すぐスマホと接続される。
マイクもついていて、このトランスミッターを介してハンズフリー通話もできるようだ。
あと、このツマミを押し込むことで再生/一時停止ができるし、ねじることで選曲もできる。スマホの音楽再生アプリがこの操作に対応していれば、ツマミを使って簡単な操作ができる。
なかなか使い勝手はよさそうである。
近々、出張で長時間ドライブする予定なので、そのときは快適に放送大学のラジオ授業を聴くことができそうだ。
実際に使ってみるとどんな感じになるのか、楽しみである。