放送大学「日本語アカデミックライティング」が面白くて見ている
このところ、放送大学の「日本語アカデミックライティング」という授業が面白くて見ている。
たまたま見かけた授業であり、2学期に履修登録している授業でもないのだが、結構マジで見ている。
内容としては、授業の名前の通り、学術的な文章を書くための知識を学べるようになっている。
もっと平たく言うと、学術論文の書き方を教えてくれている。
もともとブログやメルマガを書いているし、手順書やマニュアルなんかもかなり書くから、人に読んでもらう文章は大量に書いているわけで、この手の文章術系の知識は貪欲に求めていたりする。
また、最近、学会にも参加してきたから、論文を書くにはどういうことをすればいいか?というのには意識が向いていた。
そんな折に「日本語アカデミックライティング」なる授業を放送大学が扱っているというので、興味が出てきて見てみることにしたのだった。
この科目は、放送大学では基礎科目という位置づけにあり、要は心理学とか教育学といった領域の専門科目ではなく、一般教養的な扱いになっている。
そのこともあってか、専門科目に比べるとライトな感じの授業だと思う。
授業は毎回、講師の他に、放送大学のいろいろな学科の教員がゲスト参加していて、それぞれゲストの専門分野に関連する話題も取り扱っている。
論文の書き方という点では共通的な知識でも、分野によって書き方は変わってくるし、所々でお作法が違ったりするから、その辺もコンテンツとして扱っていると言えよう。
講師とゲスト講師の掛け合いも面白くて、教養番組のような感じで見ていられる。主任講師の服装もカジュアルで、毎回、着ている服が変わっていて、おしゃれな感じだ。個人的には好印象である。こういうスタイルの先生がいてもいいと思うのだ。
もしかしたら、履修してないがゆえの気楽さが私の中にあるのかもしれないが、それを差し引いても、これまで履修してきた専門科目よりはずっと親しみやすい授業だと思う。
それでいて、ポイントをしっかり押さえて教えてくれるからわかりやすい。
楽しく視聴できるからか、履修してないのに、履修している科目より授業の消化スピードが早い気がする。
内容的にも、大学生ならこれは知っておいた方がいいと思う内容だ。というか、最初に大学生をやっていたころにこういう授業を受けたかった。
テキストも読んでみたいし、来期にでも履修してもいいかもしれないと思っているのだった。