白樺湖ビューホテルでのんびりとした週末を。朝夕バイキング、温泉、カラオケを堪能する
白樺湖のほとりにある、白樺湖ビューホテルで2泊3日を過ごしてきた。
伊東園ホテルズの系列であり、朝晩バイキングで、夜はアルコールの飲み放題まで付いていたり、温泉があったり、カラオケや卓球場、ゲーセンがあったり、おみやげコーナーがあったりするという、なんとも色々と詰め込んだ感じのホテルだ。
それでいてお値段はそこそこリーズナブルなのは、施設が古めのものだからか。

こちらには昨年も滞在したことがあり、子どもたちもこのホテルのことはよく覚えていた。なんなら部屋番号まで覚えていたけど、今回は同じ部屋じゃないぞ (部屋タイプ違うし)。
和室でくつろぐ
チェックインしたら、早速部屋に行く。
今回は和室の部屋を選んだ。前回は和洋室で、ベッドがあったり畳の上がりがあったりしたんだけど、ベッドがむしろ邪魔な感じがしていて、一面畳敷きの和室の方がゆったりできるんじゃないかと思ったのだ。実際、そうだったと思う。

和室の奥にはソファーの置かれたスペースがあった。

この日は夜についたからか、部屋の布団はすでに敷かれていた。ちなみに、この後、チェックアウトするまで布団は敷きっぱなしにしていた。部屋でゴロゴロするときは、布団の上でゴロゴロしていた。

この広さがあれば、家族5人でくつろぐにも申し分なかった。
部屋の主な設備としては、冷蔵庫と金庫があって。

それから、テレビ、湯沸かし、と。

机の上にはお茶とお茶菓子が置かれていた。

このところ息子がわさびに目覚めた?らしく、「わさび胡麻サンド」を食べてみたいというので食べさせてみたら、普通に食べていた。確か去年もこの「わさび胡麻サンド」はあって、息子は見向きもしなかったというのに。成長したってことか。

浴衣はロビーで取ってくるが、帯やタオル、歯ブラシといったアメニティは部屋に備え付けられていた。

玄関のところにクローゼット (写真の左手側)があって、ユニットバスにつながる扉があった。

ユニットバスはかなり狭い。まあ、温泉に行けってことだろう。
実際、トイレと洗面は使ったけど、シャワーやバスタブは使わなかった。

夕食バイキングで食べ放題!アルコールも飲み放題!
このホテルの宿泊プランの特徴の一つは、朝も夜もバイキング方式で食べ放題、飲み放題というところだろう。
夕飯ではアルコールも開放される。食べて飲んで、馬鹿になってしまう。息子なんて、去年は吐くほど食べていた。

会場が混みすぎないように配慮されていて、利用できる時間帯は3つくらいに分けられている。チェックインするときにロビーで申告して、食べる時間帯を選べる。
我々が滞在した日は、メンチカツフェアが開催されていた。信州牛100%の肉感たっぷりなメンチカツが待っているらしい。

バイキング会場に入場したら、さっさと席を確保する。
我が家のように5人席を使うとなると、数に限りがあるから、早めに確保したい。

初日の夜は、ちょうどメンチカツフェアという看板が出ているすぐ側の座席が確保できた。

これが噂のメンチカツか。サクッと揚がってそう。

全員で席を離れると、荷物を置いておくのに不安があるから、次女と2人、座席で待つことしばし。
奥さんがアレコレとかき集めてきてくれた。

やはりここはメンチカツフェアに則り、メンチカツをいただくのが筋というものだろう。

ソースは中濃ソースとキノコソースがあったかな?
信州牛100%メンチカツは、サクッとした歯ごたえの後にジューシーな肉汁が溢れてくる。ソースと相まって濃厚な味。
個人的には、だいぶ脂っこい感じがしてしまって、2つ3つ食べると十分だと思った。残念ながら何回もリピートして食べたいものじゃなかった。
まあ、食べ物はいくらでもあるのだから、メンチカツ以外のものも食べればよいのだ。
ある程度、会場が落ち着いてきたところで、次女を連れていって、好きな食べ物を取り分けてやった。

カレーとかご飯物に手を出すと一気に腹が膨れるのだが、あるものは食べる。それがバイキングだ。
ここのカレーは中辛?で、子どもは嫌がるような辛さだった。
食器類に子ども用の箸などの用意はないし、あんまり子どものことは配慮されていないのかな・・・

飲み放題で開放されるアルコールは、ビール (アサヒスーパードライ)、地酒、ハイボールくらいだったかな。去年はワインもあった気がするのだが・・・
ビールは自動でついでくれる機械があって、冷えたグラスをセットしてボタンを押せば、それっぽくついでくれる。
今回の宿泊では、部屋で飲まないつもりで、買い込んでこなかった。そのくらいバイキングで飲んでやる気まんまんだった。結果的にはそれでよかったと思う。
なお、飲み放題にはソフトドリンクももちろんあって、各種ジュースやコーヒーなどが用意されていた。
朝食バイキング!
夕食を馬鹿になるくらい飲み食いしたのに、朝になったら腹が減るの不思議。
朝バイキングも利用可能な時間帯が分けられていて、会場が混みすぎないように配慮されていた。

夜は外が見えなかったから席にこだわりはなかったんだけど、朝であれば白樺湖がよく見える場所の方がいいかな、と窓際席を陣取る。
例によって、次女と白樺湖を見ながら座席で待っていたら、奥さんが朝食を取ってきてくれた。

朝は朝でフードファイトである。

それにしても、長女に好きなもの取ってこいと言ったら、そうくるかって感じだった。ウィンナーとポテトだけって、お前はジャーマンか! (←偏見)

いやはや、好きにしろとは言ったんだけど、ちょっと苦笑いになってしまう。
なお、ウィンナーは何かと言われて半分は母親に食べられていた気がする。長女はもちろん、この後、また別のものを取りに行っている。
次女はずっと座席で待っているのもつまらないだろうから、何回か連れ出してほしいものを取らせてやった。
朝もドリンクは飲み放題で、各種ジュースやコーヒーなどがあった。牛乳もあったから、カフェオレにして飲んだりしていた。
温泉でしっぽり
このホテルは温泉もあるから、フードファイトの前に入っていた。食べて飲んでから入ると大変そうだったし。
泉質は、サラサラしていて無色透明、匂いもなく、普通の水なんじゃないかってくらい。でも、芯から温まる。体に負担が少なそうで、入っていて辛くない。
子どもにはちょっと熱めだったみたいで、すぐに顔が真っ赤になって、湯船から上がっていた。
室内風呂が1つあるだけだから、そんなに面白いものではない。それでも足を伸ばして入れるのは気持ちいい。
個人的には、シェービングフォームとカミソリが常備されていて、ひげ剃りが快適だったのがよかった。お陰で夜も朝もショリショリしてしまった。
カラオケルームもあるぞ!
宿泊客であれば、1泊あたり1時間無料でカラオケができるらしい。

今年はちょっくらカラオケでもやってみるかと、1部屋借りてみた。
なお、カラオケルームA,B,Cの3部屋あった。この日に予約して割り当てられたのはカラオケルームCだった。

部屋の中はこんな感じ。まあ、カラオケルームだな。

受付でマイクを借りてきて、そのマイクで歌い、終わったら受付にマイクを返すようになっていた。

特に飲食は厳禁というわけではなさそうで、ゴミの始末はしてねって感じだった。

もはやカラオケなんて何年も店舗に行ってないので、この機材が最新なのかとかは全くわからないが、とにかくいろいろなことができそうだった。
奥さんは子どもたちを連れて、何回かカラオケに連れて行っていたからか、子どもたちは割とすんなりと歌う曲を決めていた。
私は曲名も歌手名もぱっとは思い出せず、なんとか絞り出して、自分が若かりし頃?の歌を披露したのだった。きっと子どもたちはよく知らない曲だったんじゃなかろうか。
1時間なんてあっという間だったけど、みんな楽しんでいたようでよかった。
なお、カラオケの他には卓球もできるし、自転車の貸出もしてたかな。古めかしいゲーセンも刺さる人には刺さるかもしれない。このあたりの設備があるあたり、昔からあるホテルなんだろう。なんとも昭和な匂いのするホテルだ。
2泊3日をのんびりと過ごす
2泊3日で、初日は夕飯前に入ったこともあって、滞在時間はそれほど長くはなかった印象だ。
初日は温泉入って夕飯食べたくらい。2日目は午前中に霧ヶ峰高原に行き、カラオケをして、温泉に入り、夕飯。3日目は朝食を食べ、湖畔をちょっと散歩したらチェックアウトの時間になった。
チェックアウトが11時だったから、最終日もそこそこゆっくりできたかな。
贅沢な話かもしれないけど、3泊くらいすれば2日は丸っと使えるから、色々とできていいなと思うのだが。
なお、奥さんは早朝の白樺湖を1周ランニングしてきたそうな。同じようにランニングをしている人はちらほらいたみたいで、湖畔という輪っかがあると走ってみたくなるのかもしれない。
おわりに
白樺湖ビューホテルに2泊3日で滞在してきた。
家族で来るのは、昨年に続いて2回目だ。
子どもたちにも覚えがよくて、ここに行きたいと何度かリクエストを受けていたくらいで、気に入ってくれているようでなにより。
うちから車で2時間ほどのところにあって、白樺湖の周りで比較的リーズナブルにのんびりできるし、奥さんや子どもたちも気に入っているみたいだし、私にとってもお気に入りのホテルの1つだ。
もう少し滞在できたらなーとは思ったけど、しっかりリフレッシュはできたと思う。よき滞在だった。








