Steam Deckで「天穂のサクナヒメ」をプレイ!辞め時がわからずついつい稲作と探索を繰り返してしまう
Steamスプリングセールでお安くなっていた「天穂のサクナヒメ」を買った。
最近アニメを見て面白かったので、ちょっとやってみたくなったのだ。

Steam Deckでの動作も快適で、ちょくちょく遊んでいるのだが・・・これがなかなか辞め時がわかりづらいゲームで、ちょこっと遊ぶつもりではじめたものが、ついつい遊び続けてしまうことも。
昔の日本のような雰囲気がそこかしこで感じられ、ノスタルジックな気分になる。こういう日本昔話があったんだと言われると、そうかもなぁと思える。
四季折々の風景を楽しむ
作中では季節が巡る。四季があって、それぞれ3日ずつだから、12日で1年になる。
この1年の中で稲作をしたり、島の中を探索したりしながらストーリーは進んでいく。
稲作は季節に合わせて進める必要があるし、探索する場所は次々と増えていくしで、今日は何しよう?今は何すべき?今日はまだ動けるかな?とかずっと考えている。夜になると敵が強くなって探索が難しくなるから、日が昇っているうちにあれもこれもそれもやっておく必要がある。
季節に応じて移ろいゆく風景は美しく、その時期ごとに取れる素材が変わったりして、忙しい日々を送りながらも、1日1日をしっかり生きようと思える。
本格的な日本古来の稲作シミュレーション
本作のキモは本格的な稲作シミュレーションだろう。日本古来の方式を踏襲しているらしく、工程はなんとなく知っているんだけど、要所要所の匙加減が難しく、うまいコメを作るのも簡単ではない。コメの育成に関わるパラメタが多すぎるので、同じコメは二度と作れる気がしない。天気なんてコロコロ変わるし。最後は運、といったあたりも稲作らしいのかもしれない。
発売当初は農林水産省のサイトに多くのプレイヤーがひっきりなしに訪れたそうだ。稲作の工程について詳しいページがあったらしい。この本格的な稲作シミュレーションは、そのくらいどこまでも熱中できる要素がある。
田起こしや植え付け、収穫といった1日がかりでやらなければならない工程もあれば、田んぼに水を入れたり抜いたり、草を抜いたり、カエルやクモを捕まえて田に放ったりといった、日々のメンテナンス作業もある。
1年12日の大部分を、うまいコメを作るために費やす必要があるのだ。
そうして育てたコメの出来栄えによりサクナの基礎能力が高まるので、いかにうまくコメを作るかがゲームの攻略に関わってくるという、どこまでも稲作が重要なパートを占めるゲームなのである。
年々、米作りはうまくできるようになっているので (種籾の質がよくなったり、耕作面積が増えたりして)、何年もかけてサクナを強くしていくことだ。
意外と奥深いアクションゲーム
稲作をしながら、周囲の探索も進めていく必要がある。探索は主にアクションゲームになっていて、大量に出てくる敵を爽快に蹴散らしながら突き進んでいく。
探索にあたってはステージごとにいくつかのゴールが設定されていて (このアイテムを何個集めるとか、この敵を何体倒すとか)、そのゴールを意識して攻略していくようになっている。ゴールを達成するほど探索範囲が増えるみたい?
アクション面では、弱攻撃と強攻撃があって、矢印キーと組み合わせた攻撃もある。さらには羽衣をびよんびよん伸ばして壁に張り付いたり、敵に巻き付けたりしながら、うまいこと敵を倒し、ステージを駆け巡っていく。
敵をふっとばして敵に当てると大ダメージになるとか、必殺技的なものを出すといった駆け引きも重要で、なかなか奥が深い。要所要所にボスもいるし、意外と一筋縄では攻略できなかったりする。
アクションの難易度は変えられるのだけれど、今のところ、意地でもノーマルモードでクリアしようと頑張っている。
素材を集めて強い武具を作れ
探索していると、色々な素材を手に入れることができる。
探索するステージによって取れる素材が違うので、探索範囲が広がるほど新しい素材が出てくる。
そして、素材があれば武器や防具を新しく作ったり、強化したりできるようになっているので、素材集めも攻略のためには重要な要素となっている。
素材は武具のもとになるものもあれば、日々食べるための食材もあったりするから、色々なものをたくさん集めるほどにサクナは強くなると言えよう。
時間はサクナに味方する
サクナの能力は、先に書いたとおりコメの出来栄えがベースになっている。
そして、日々の食事もパラメタの上乗せ要素になっていて、主食のコメはもちろんのこと、食材とその調理法もサクナの強さに関わってくる。腹が減ったらこの上乗せ要素がなくなるので、1日の中でもサクナの強さは結構変わってくる。
さらには、素材を集めて作る武具が強力になるほど敵を倒しやすくなるから、素材集めというのもサクナを強くするために必要な要素だ。食事にも影響するし。
これらの要素は年月が経つほど蓄えられるものだから、時間はサクナに味方してくれる。長時間遊ぶほどにサクナは強くなるようになっていて、なかなかうまく作られていると思う。
そんな感じだから、最初は攻略が難しくても、数日別の場所で頑張ってみれば、あるいは年を越してコメの収穫が終わってしまえば、意外と最後は力技でなんとかなる部分も残されていたりする気がする。
おわりに
Steamスプリングセールで「天穂のサクナヒメ」を買ってから、なかなかにハマっている。
やりはじめると、辞め時に悩むゲームで、気がついたら結構な時間を遊んでいたりして。
発売からそれなりに経ったゲームだけど、今でも十分楽しめるゲームだと思う。
何より私はこの雰囲気が気に入っていて、日本古来の様相や、神様、自然といったものを背景として進んでいくストーリーがなかなかにぐっとくる。
最初はニート姫の態度や考え方には若干のムカつきを覚えたものだが (働け!)、彼女の成長していく様を見ていると、なかなか男前なところもあったりして憎めないヒロインだ。
まだ物語のはじめの方だし、これから色々あるんだろうけど、頑張って見届けてやりたい。






