タブレットは「見る専用端末」にしたらいい具合に使えている。何でもやろうとはしないのがよかった。
これまで何度かタブレットの導入に挫折してきたものだが、Androidタブレット「CHUWI Hipad Xpro」を導入してからはだいぶ使えているような気がする。
タブレットを買った経緯
もともと論文を読んだりするのに、タブレットがあると便利なんじゃないかと思って買ったものだ。
実際にその用途にも使いつつ、
- 放送大学の授業を視聴する
- Kindle本を読む
- Amazonプライムビデオを見る
といった用途にも使っている。一番使っているのは放送大学の授業を視聴することだろう。
あとはちょっとした調べ物をすることもあるし、カレンダーを見ることもあるが、大体はこういった「ほぼ文字の入力をしない」操作に徹している。要は、タップだけで操作できるものを使うようにしている。
タブレットが定着しなかった理由
これまでタブレットがうまく根付かなかったのは、タブレットであまりに色々なことをやろうとしていたからだった。私の中で、タブレットにはロマンがあったのだ。
文章を打ったり、メッセージのやり取りをしたり、Zoomを使ってみたり、時にはゲームで遊んでみたり、・・・
ただ、そうやって何でもタブレットでやってやろう、と思うことが、私の中でタブレットの使用を遠ざけていたと思う。
文章を打ちたくなったらChromebookで打てばいいし、WindowsやMacを使えばいい。そっちの方が効率がいい。
タブレットにキーボードを接続してまでやろうとはしないことだ。無理に不便を貫くこともあるまい。
タブレットが定着した理由
そのため、まずはタブレットでは入力作業をほとんどしないことにした。
タブレットはスマホより画面が大きいから、その分、閲覧するには便利であり、スマホの小さい画面で見ているくらいなら、タブレットで見ることが増えた。
あと、タブレットはほとんど通知を切っている。本当にあの通知というのはうざい。あれがあるから本来やろうとすることを忘れる。
連絡手段として使っているスマホは、通知があるのもやむを得ないところがあるが、タブレットは私が読みたいものを読み、見たいものを見るために使っているのだから、他人からの通知というのはノイズでしかない。
そうやって通知を切ってみると、おどろくほど色々なアプリが「通知させろ、通知させろ」と言ってくるのがわかる。ことごとく許可しないのだけれど。そのうち急に通知をはじめるアプリもあるが、見かけたら通知を切っている。
FacebookメッセンジャーもLINEも入れていない。連絡を取り合うのはスマホかパソコンでやる。
こうして、タブレットを「ほぼ見る専用の端末」という位置づけにおいてみたら、ようやく私の中で使用用途が見えてきた。
入力したければパソコンを使う。ちょっとしたことならスマホで済ませる。タブレットではやらない。
この辺が、私的にはタブレットの棲み分けとしてよかったようだ。
何でもできそうなんだけど、そこをあえて絞って、用途を決めて使ったことで、むしろタブレットは使いやすくなったと思う。
おわりに
これまで何度もタブレットの導入に失敗してきたんだけど、ようやく私の中でタブレットの使い道が見えてきた気がする。
結局のところ、タブレットで何でもやろうとしていたことが定着に失敗した原因だったと思う。タブレットに夢を見すぎていたのだ。
そのため、タブレットで何でもやろうとしないで、あえて「見る専用の端末」という用途に絞ることで、私の中でその他のデバイスとの棲み分けができてきて、定着につながってきた。
何かしらのコンテンツをただ見るのであれば、スマホよりは見やすいし、パソコンよりも手軽である。私にとって、タブレットはこのポジションがよさそうだ。これからも活躍してもらおう。