上野駅の新幹線コンコースで朝ラーしてきた。YO-KAI expressで即席名店ラーメンをいただく。
早朝の上野駅で、新幹線に乗り込むべく新幹線の改札を抜け、例によってなが〜いエスカレーターでコンコース (地下3階?)まで降りる。
予約した新幹線が来るまで時間があったから、コンコースの待合室の方に行こうかと思ったところで・・・
「RA-MEN STAND」なるものを発見してしまった。
これはどういうことだろうと、近づいて確認する。
どうやらこの自販機でラーメンが買えるようだ。YO-KAI expressとな。
タッチパネルを操作してみると、購入できるラーメンは何種類かあった。
名店と呼ばれるお店のラーメンを集めたような感じ。一風堂、燕三条、喜多方とか並んでいた。
ラーメンを選んで購入プロセスに入ると、電子マネーかクーポンで決済するようになっていた。自販機では現金を扱わないようにしているのだろう。
なお、今回は「喜多方 Shoyu」 (税込み 850円 )を注文してみた。
決済が完了したら、約90秒で調理できるみたい。
この間に自販機の下部から割り箸とレンゲを取り出しておく。
何度かプシュー!プシュー!と音がしていて、自販機の取り出し口付近で加熱しているようだった。
できあがったら取り出し口の扉が開いた。
できあがったラーメンを手にして、机に移動する。
さあ、お待ちかねのラーメンだ。
最初はしっかりかき混ぜるよう書かれていたから、下の方からすくってかき混ぜる。
一部、麺が引っ付いていたんだけど、その辺は即席であるがゆえのご愛嬌と言ったところだろう。
食べてみると、これがなかなか美味。ちゃんと名店のラーメンしていると思えた。
しっかりアツアツに調理されているから、食べていると汗が吹き出してくる。
味わいながら食べていると、「これは、おいしい?」とおばちゃんに話しかけられた。多分、中国か韓国の人のようだった。
「おいしいよ」と答えると、「これは、あつい?」と聞いてきたから、「あついよ」と答える。
会話しながら自販機の方を指差したら、そこで買えるのね、くらいに思ってくれたようだった。
おばちゃんはそのまま去っていった。
食べ終わったら、自販機横の台で汁を流し、器や箸を捨てられるようになっていた。
なるほど、これなら新幹線乗車前にサクッと食べていくことができる。悪くない。
新幹線のコンコース (地下3階?)にあったから、新幹線を使う人向けの店舗なんだけど、どういう人が利用しているんだろう?
早朝だったからか、このときは先客が1人いたくらいで、物珍しそうに見て去っていく人ばかりだった。もしかしたら、夕方の時間帯とかだと食べている人もいるのかもしれない。コンコース内には食堂はないし。
いつもこの時間の新幹線で帰るときに朝食どうしようと悩むので、このRA-MEN STANDも選択肢のひとつとして覚えておくことにしよう。YO-KAI expressね。朝ラーもたまにはいいじゃないか、と。