金華山の展望レストラン「ル・ポン・ドゥ・シェル」から天下を眺めながら天下トリ南蛮定食を食べる
岐阜公園で岐阜城を見て回ったところで、ちょうどお昼時になった。
岐阜城の近くに展望レストラン「ル・ポン・ドゥ・シェル」というのがあったので、せっかくだから行ってみることにした。
時刻は11時を少し過ぎたところ。11時開店と同時に満席になったようで、ちょっと待つことになった。
普段だったら、待つくらいなら別のお店に行くのだけれど、ここは押さえておくべき場所だと思い、辛抱することにした。とはいえ、1人だからすぐ入れるだろうと高をくくって待つ。
待っている間、ここまでに撮った写真を確認していると、麓からこの展望レストラン「ル・ポン・ドゥ・シェル」を撮影していたことに気づいた。私が知らなくても記録は残っている。下から見るとこんなところにあったようだ。
岐阜城と同じような高さにあるみたい。
メニューは写真付きで張り出されていた。どれも気になる。焼き肉のようないい匂いが漂ってくるからクラクラしてくる。
券売機で食券を買ったら店員さんが順番待ちリストに名前を追加してくれる。食券を買うまで順番待ちリストには書いてくれないから注意だ。さっさと決めるに限る。
どれも気になったんだけど、ここは「天下トリ南蛮定食」で行ってみる。この地で天下を取れるなんてシャレが効いているじゃないか。
そうして待つこと15分ほど・・・第1陣で食べ終わった人が出てきたのだろう、ようやく座席に案内してくれる。
案内してくれたのは窓際カウンター席。お一人様も安心のポジションだ。下界がかぶりつきで見える。
さっき岐阜城の天守閣から城下を眺めて天下を取った気分になったんだけど、ここでもそんな気分である。
天気が良くて気持ちいい。そして、なんとも見晴らしのよいこと。遠くは若干霞んでいたけど、名古屋のツインタワーや伊吹山なども見えた。岐阜城が建てられた金華山は本当に見晴らしがいい。
外の展望を楽しんでいたら、いよいよ「天下トリ南蛮定食」のご登場だ。
この景色を眺めながらランチなんて、なかなか贅沢な気分。今一度、天下を取った気分だ。
景色をつまみに定食を食べる贅沢。
なお、「天下トリ南蛮定食」は普通にうまかった。ル・ポン・ドゥ・シェルは展望だけのレストランではなかった。
表のメニューの写真を見て想像していたよりかなりボリューミーで、塊肉が一口では食べられないくらいのサイズだった。タレがうまいし、禁断のタルタルソースをベットリ垂らして食べるのもうまい。
ご飯が進むのなんの。本当にうまかった。
世は満足じゃ。よきにはからえ。