放送大学の学習センターで卒業研究について聞いてみた。まずは手引を確認すべし。
放送大学の面接授業で長野学習センターを訪れたので、卒業研究について聞いてみることにした。
卒業研究というのは、通年で実施される科目であり、興味ある分野で研究して論文を書くもののようだ。
放送大学の情報は基本的にオンラインでだいたい取得できるとはいえ、卒業研究に関しては、どこを見て何をしたらいいかとかイマイチわからなかったので、学習センターに行ったついでに聞いてみたのだった。
学習センターの受付で聞いてみると、まずは冊子を渡された。
なんと、冊子はA4サイズで100ページを超える大作となっており、これを熟読の上、わからないことがあれば改めてセンターに問い合わせて欲しい、ということだった。放送大学は自分で情報収集しながら学習を進めましょうって方針なのだが、卒業研究もそういうものらしい。
ざっと読んでみると、この8月にはとにかく研究計画を提出する必要があるらしい。
卒業研究が履修できるかは、その研究計画を提出した上で、担当教員の承諾を経るというフローになっていて、そこまで進めてようやく来年度に履修が可能になるとのこと。
倍率はかなり高く、狭き門だそうだから、ダメなら諦めるしかなさそうだ。
あまり長野学習センターでは情報が得られることもなさそうで、他の学習センターで開催される卒業研究ガイダンスに参加するのもいいだろう、とのこと。
このときの面接授業の講師が放送大学の先生だったこともあり、ちょうどいいから卒業研究は具体的にどんな感じのことをしているのかも聞いてみた。
手引にも記載があるが、だいたい月1回程度のゼミがあって、研究の進捗状況や方向性を確認したり、躓いていることがあればアドバイスをもらい、あとは他のゼミメンバーの研究内容にコメントをするような感じらしい。
また、先生によってはメールやZoomなどで個別指導してくれるが、そういうの一切やらないという先生もいるようだ。
昔、別の大学に通っていたころは、卒業研究といえば4年生になったら研究室にどっぷり浸かって、毎日のように研究室に通い、論文を読んだり、先生と会話したりしていたのを思うと、放送大学のゼミはそこまで活用できるものでもないようだ。
いや、もしかしたら世の中の文系のゼミってそういうものなのか?この辺の基準はよくわからない。前の大学が手厚かっただけなのだろうか。
まあ、それはそれとして、放送大学は通信制大学だし、時間やサポートの制約があることはやむを得ないのだろう。結局は、何でも自分で進んでやるべし!という方針のようだ。
卒業研究にエントリーするには研究計画を作って提出する必要があるそうだから、どんなことを研究するか考えなければならない。ていうか、一人でそこまでできるなら、一人で研究もはじめられちゃうんじゃ?という気もするが。
なお、研究計画を作るにあたって、質問箱という制度があるとのことで、気になる先生に直接質問してもいいものらしい。
まずは自分なりに研究テーマや研究計画をまとめてみて、わからないことが出てきたら質問箱を使うとしよう。
あとは、放送大学の卒業研究で求められるレベル感とかよくわからないので、過去の報告書なども参考にしてみるかな。