鶏むね肉の唐揚げをジューシーに揚げてみる。鶏もも肉とはまた違った味わいでうまかった。
今夜は唐揚げが食べたいと思ったので、食材を買ってきて作ることにした。私が作る鶏の唐揚げは家族にも人気だ。
いつもは鶏もも肉で唐揚げを作るのだが、鶏むね肉でもいい具合に作れるんじゃないかと思って試してみることにした。
というのも、先日、奥さんが鶏むね肉の天ぷらを揚げてみて、これがジューシーでうまかったからだ。天ぷらでイケるなら唐揚げでもイケるんじゃなかろうか、と。
そんなわけで、鶏むね肉を適当な大きさにカットして、鶏もも肉と一緒に油で揚げてみる。
写真の手前側が鶏むね肉の唐揚げで、奥が鶏もも肉の唐揚げだ。
我が家では肉に下味を全くつけず、小麦粉と片栗粉を1:1で混ぜたものを肉の表面に満遍なくつけて揚げ、最後に塩を振るだけ。シンプルですこぶるうまい。
できあがった鶏むね肉の唐揚げは、ジューシーで柔らかく、とてもうまかった。鶏もも肉に比べれば、ぱさつく感じはあるが、十分許容範囲内だった。息子もひたすらバクバク食べていたし、うまかったのだろう。
鶏むね肉でやるとどうしてもパサパサになっちゃうんじゃないかと思っていたのだが、これがなかなかいい具合に揚がった。
鶏むね肉は、鶏もも肉に比べれば安くいから家計に優しいし、油分も少なくヘルシーだ。まじでうまかったので、これから唐揚げを作るときは、鶏むね肉もレパートリーに入れていこう。
なお、鶏むね肉を調理するときは、肉1枚に対して小さじ半分くらいの砂糖をまぶし、揉み込んでおくと、柔らかくジューシーに仕上がる。これは揚げ物に限らず、焼き物をするときも同じ。
以前、肉屋の親父さんに「鶏むね肉は砂糖で揉んでおくといい」と聞いてから試しているのだが、たしかに砂糖で揉み込んでおいてから調理すると、パサパサ感はかなり減る。理由は調べてないのでわからないが、ちょっとした工夫で美味しくなるものだ。
鶏むね肉は安くて大量に食べられるから、使えるようになっておくとすごく便利な食材である。