「大衆馬肉酒場 三村 熊本銀座通り店」で馬肉の一人焼肉をしてきた
熊本に行ったら馬肉を食べようと思っていて、割とどのお店にも馬刺はあるようだった。
それはそれで美味しくいただいたのだけれど、どうせなら馬肉の焼き肉屋さんなんかもあったらいいのになー、とか思ってたら、あった。
大衆馬肉酒場 三村 熊本銀座通り店
繁華街の下通りを歩いていたら、大きな通り沿いに「大衆馬肉酒場 三村」さんはあった。
ここの看板には「馬刺」だけでなく、「馬焼」というキーワードも乗っている。
興味を引かれたので店頭に張り出されたメニューを見てみると、どうやら馬肉の焼き肉ができるお店っぽい。これは入るしか。
お一人様席で柱と向き合う
店内はまだそこそこ空いていて、お一人様席っぽいところに案内された。
左隣の席では4人組の男性グループがいて、右隣には女性2人組のグループが飲んでいた。女性だけのグループは他にも何組かあったし、馬肉の焼き肉は女性にも人気なのだろうか。
両隣の席の人が近いから、私は柱を正面にして食べることになるらしい。
柱と向き合って馬肉を食べる。まさに壁打ち状態だ。適当なことを言ってみた。
気になったのは、柱の上部にあった馬のイラストだ。これで馬肉の部位がわかる。まあ、部位の名称なんかは牛と変わらないのだろうけど。
これを参考にしながら?馬肉を注文するとしよう。
メニュー
まずは飲み物から。ガッツリビールを飲むもよし、ホッピーやサワーで飲むもよし。
地酒も色々あるみたい。馬にちなんでか、競馬のようなランキングメニューになっていた。三村地酒杯 (G1)らしい。
肉もランキングがあった。こちらは三村熊本杯 (G1)らしい。
馬刺や馬肉の握り寿司もあるようで、なかなか気になったんだけど、馬刺は他のお店でも食べたからここではやめておこう。
やはり今回のメインは馬肉の焼き肉だろう。先の部位のイラストと照合しながら、どれを食べるか決める。
色々食べてはみたかったものの、いずれもそこそこりのお値段だし、そこまでハラヘリでもなかったので、3品くらいにしておこう。
店内の壁一面にもメニューは張り出されていて、古き良き昭和な店舗のイメージを模しているようだった。
馬肉の焼き肉!
注文してしばらく待っていたら、いよいよ馬肉の登場である。
左からランプ、馬ホルモン、タンの3品だ。こうして盛られていると、馬肉かどうかは見た目ではわからないものだ。当たり前だけど。
これらを卓上のガスコンロで網焼きする。
うん。ビジュアル的には普通の焼き肉だ。この写真だけ見たら、まさかこれが馬肉だとは思わないだろう。
タンは薄切りだし、すぐに火が通った。まずはタンから行ってみよう、というのも普通に焼き肉だね。
やはりタンにはレモンを絞って食べるのがいいのかな。
口にすると、淡白な味わいでコリコリした食感。まさにタンである。
他の肉も焼けたら次々と食べては焼き、食べては焼いていく。
箸休めには「やみつき胡瓜」を。
これが意外と美味かった。口の中の脂っこい感じが抜けてがさっぱりする。
そしてランプやホルモンも食べていく。
そんなふうにして、念願の馬肉焼き肉を食べることができて幸せであった。
おわりに
熊本市に滞在していると、馬刺は比較的どこででも食べられそうだったんだけど、できれば焼き肉も食べてみたいと思っていた。
そこは流石、熊本市有数の繁華街。探してみたらやっぱりあった。
「大衆馬肉酒場 三村 熊本銀座通り店」さんで馬肉の焼き肉にありつけたのだった。
まあ、馬肉と牛肉の違いなんてそこまでわからないのだけれど、食べてみた感じだと、馬肉は脂が少なく淡白な味わいだった気がする。もちろん、うまかった。
なかなか馬肉の焼き肉なんて地元では扱ってないものだから、こうして本場?で食べることができてよかった。