大三島のお土産に大三島煎餅。日持ちするし、おすそ分けしやすい。もちろん、うまい。
大三島に帰省したときは、だいたい大山祗神社を参拝して、「神島まんじゅう」を食べる。
この「神島まんじゅう」はお土産にもよいが、もう一つオススメのお土産がある。
それは大三島堂さんの「大三島煎餅」だ。
「道の駅 多々羅しまなみ公園」など、島内でお土産が買えるお店ならだいたい置いていると思う。
このパッケージだと2枚で1袋の個包装になっていて、おすそ分けするのにもいいだろう。
賞味期限は2~3ヶ月くらい。
値段は忘れたけど、昔からあるお菓子だから、今どきの観光地用のお土産に比べるとかなりコスパはよい。
煎餅本体はこんな感じ。
この形状、八角形に波線3本は、大山祗神社の神紋と呼ばれるもの。
家には家紋があるように、神社にも紋があって、大山祗神社はこの形だ。
ちなみに、「隅切折敷縮三文字 (すみきりおしきちぢみさんもんじ)」というそうだ。
さて、大三島煎餅は煎餅とあるが、米菓子の煎餅ではなくて、小麦でできている。
原材料は「小麦粉、砂糖、卵、はちみつ」とあるように、味としてはクッキーのような感じだと思ってもらっていい。
最初の食感は固めなんだけど、かじると口の中でボロボロと崩れていく。
程よい甘さがよくて、食べだしたら次々と食べてしまいそうになる味だ。
今回の帰省ではこの大三島煎餅を買って帰っていて、懐かしい味を噛み締めている。
最近になって次々と開発されている観光地用のお土産もいいけど、島で生まれ育ったものとしては、昔からずっとあるこの手のお菓子を食べてほしいとも思う。