高城神社を参拝 (埼玉県熊谷市)。超長いおみくじに驚いて、ついおみくじを引いてしまう
熊谷市に滞在中、気晴らしで散歩に出かけることにした。
こういうときは近場の大きい神社を参拝することが多く、今回は「高城神社」を訪れた。
高城神社を参拝
熊谷駅から徒歩10分ほどだろうか。駅からはそこそこ歩く。
熊谷市役所に向かって歩いていたら、何やら森っぽい感じのところがあり、すぐわかった。
鳥居には「七五三祈願」の立て札があって、絶賛、七五三受付中な雰囲気だ。うちの子はなんとなく七五三はやってないんだよなぁ、なんて思いながら近づいていく。
高城神社は平安時代からあるそうで、1,000年近い歴史があるとのこと。御祭神は「高皇産霊尊 (たかみむすびのみこと)」。
縁結びで有名だそうで、安産や家内円満、営業繁栄などのご利益があるらしい。
早速、お参りしていこう。
正面に拝殿があり、左を向くと「六社」という、6柱の神様を祀っている横に長い祠があった。そちらでもお参りしていく。
境内には御神木のケヤキがあり、樹齢800年を数えるらしい。ウロが広がっていて、覗き込むと光が差し込んでいた。倒れないか心配になる。しっかり補強されていた。
おみくじを引いてみたくなった
ケヤキを横目に見ながら社務所に向かう。社務所は学校の校舎みたいな雰囲気の建物だった。
社務所の前にはおみくじがあった。
え?何か長くない?
普段、神社でおみくじなんて引かないんだけど、このおみくじを見ると、どうしても引いてみたくなった。隣に写っている人の背丈と見比べてみると、どれだけ長いかわかるだろうか。
なんて長いんだ!え?これをシャカシャカ振って、ひっくり返すの?マジ?
結構、おっかなびっくり振って、ひっくり返して、くじをだす。そのくじも長くて、え?まだ出てくるの?どんだけ長いの?と思ったくらいだ。くじは、私の片腕くらいの長さがあった?60cmはあった気がする。こんなに長い必要はないだろうが、なにか云われでもあるのだろうか。
苦労して引いたおみくじは大吉で、何だか気分がよかった。
末社を参拝 (天神社、熊野社)
おみくじを引いたら、末社も参拝していく。
末社の真ん中には「熊谷酉の市発祥の地」?と書かれた石碑があった。ここは酉の市で有名なところなのだろうか。
向かって左の神社は熊野社。
そして、右は天神社。御祭神は少名彦名大神。高城神社に祀られている高皇産霊尊が少名彦名大神の親らしいので、一緒に祀られているのかな。
先の六社に相棒の大国主大神もいたし、そちらも何か関係あるのだろうか?
私としては、天神社の祠の隣に「諏訪神社」があったのが気になった。何か関係あったっけ。
神社を訪れると、古の神様の関係を色々と考えてしまう。
常夜灯 (熊谷市指定有形民族文化財)
境内の入口の方には、青銅製の「常夜灯」なるものもあった。
熊谷市の指定有形民族文化財らしい。
江戸時代中頃から藍染業が盛んだったそうで、その業者から奉納されたもののようだ。
拝殿の裏手には公園
拝殿の裏手にも行けるようだから行ってみると、開けた場所に出てきた。
どうも公園になっているらしい。
このY字型の遊具は、登って遊ぶのだろうか。初めて見た。長らく使われてないみたいで、蜘蛛の巣があった。
戸隠山車庫
敷地の中には戸隠山車庫という背の高い建物があった。
山車ということは、お祭りのときに引っ張り出すものだろうか。由来があったけどよくは読めなかった。
入口の扉も背が高いし、背の高い山車が入っているのかな。
戸隠とつくのも気になるところだ。
その他にも、敷地の中には別の場所で崩れた鳥居も置かれていた。
おわりに
熊谷市を散策し、高城神社を訪れた。
お参りしていると、拝殿の中から祝詞のようなものが聞こえてきた。ちょうど七五三の時期だからか、拝殿の中には小さい子連れの親子がいて、神主さんの祈祷を受けているようだった。
謎に長いおみくじを見て、衝動的におみくじを引いたり、末社のお参りもしたりして。
広い境内には公園もあり、近くに住んでいたら散歩コースになってそうな感じ。
この日は10月にも関わらず25℃くらいまで気温が上がり、歩いていると暑かった。まあ、いい天気だったということだ。
秋晴れの元、気持ちよく地元の神社をお参りできてよかった。