放送大学「精神疾患とその治療 (’20)」を履修してどうだったか
放送大学の2024年度2学期に「精神疾患とその治療 (’20)」を履修した。
今学期の成績発表も終わったことだし、本科目について振り返ってみよう。
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内容としては、タイトルどおりだった。精神疾患と、その治療について学ぶことができた。
より具体的に言うと、精神疾患の全容や、共通的な考え方といった総論にはじまり、統合失調症やうつ病など疾患ごとの特徴や対応について学べる内容だった。
その上で、今後はどう精神疾患に向き合っていくか、臨床家としての姿勢についても問われていたと思う。
私はこれまで臨床心理学概論やメンタルヘルス、障害者の心理学などなど、放送大学の心理学に関する授業はほとんど履修済だったこともあってか、真新しい内容はそれほどなかった気がする。
おかげで、これまで学んできたことを、「精神疾患とその治療」という軸でまとめ直すことができる科目だったと思う。
そういう点では、本科目を履修したことで、これまで学習してきたことが少なからず身についていることを実感できたとも言える。
本科目は、もともと公認心理師のカリキュラムに含まれていたから履修したものだ。臨床の現場に立つにあたっては、ぜひとも知っておくべき内容だと思えた。