産業・組織心理学会 第40回大会 (九州大学病院キャンパス)に参加。今回は交流をがんばってみた
産業・組織心理学会 第40回大会に参加してきた。

大会は九州大学 病院キャンパスで開催され、おかげで数年ぶりに福岡を訪れる機会となった。
心配されていた台風の影響もなく、期間中はとても良い天気で、こちらの最高気温があちらの最低気温くらいだったりして、かなり暑かったなぁ・・・


九州大学病院は福岡駅からほど近く、バスでも電車でも移動できて便利な場所にあった。
それこそ福岡空港からも近いので、最終日は帰りの便ギリギリの時間まで参加することができた。

会場となった百年講堂は学会のような会合を催すのによい施設で、大きなホールから中くらいの部屋、控室などあり、設備が整っていたと思う。
こうした学会や市民講座、大きな会議などを開催するために作った施設なのかもしれない。

さて、この学会の大会に参加するのもこれで4回目。
おかげで主だった先生や、その先生の研究テーマもだいぶ紐づいてきた感じがする。
今まさに放送大学の卒業研究に取り組んでいるからか、口頭発表やポスター展示などでは更に突っ込んだ内容まで頭に入ってきた気がする。
どうやってそのデータを集めたのか。それをどうやって分析したのか。なぜその方式を取ったのか。その考え方使えそう。帰ったらその分析方法を試してみよう。などなど。
自分の研究に活かせそうなことがあれば、すかさずメモしまくった。
シンポジウムでは「よい研究とは何か?」など、気になるテーマが設定されていて興味深かった。
また、今回は特に産学連携に関する取り組みもあって、交流会など頑張って参加してみた。
私のような背景を持って参加している人はかなりマイノリティなので、自己紹介に悩んだものだ。参加している経緯をイチから説明して、わかってもらえるかどうか・・・
在野研究者?フリーの心理学者?アマチュア心理学者?なんと言うのがしっくりくるんだろう。
私としてはアマチュア心理学者くらいが実態に合っている気もする。今後もこういう交流があるときのために、何か考えておきたい。
あとは懇親会にも参加してみたんだけど、流石にアウェイ感を感じてしまった。こちらから一方的に知っている人はいるが、私を知っている人なんていないわけで・・・有名な人ほどずっと話し込んでいるから切り込むのも難しいし・・・ぶっちゃけ、何を話したらいいんだろうね?という感じ。
なんとか私と同じようにボッチしてそうな人と話しをしたりしつつ、話しかけてくれる人をありがたく思いながら、オードブルを食べまくり、差し入れの名酒を飲んでいたのだった。
まあ、こういう場所だというのは参加したからわかったことだし、めげずに何度か参加しているうちに、少しずつ知り合いや会話を増やすこともできるだろう。
これまではシンポジウムや口頭発表を聞き、情報収集するというインプットがメインの傍聴者だったのだけれど、今回は頑張って他の参加者と交流してみたってことで。
今回もまた、得るものが多い会となったし、思い切って福岡まで行ってみてよかった、よかった。