Chromebookは適材適所で使えば幸せになれるもので、全部を求めるものではなさそう。
Chromebookを使っていて思うのは、適材適所で使えば幸せになれるものなんじゃないか、ということだ。
私は2台のChromebookを使っていて、それぞれ期待していることが違う。
まず1台目に購入した「ASUS Chromebook Flip C101PA」。
この900gの端末は、小さくて軽くて、持ち運びするにはすごくいい。
その持ち運び性能を期待して買ったもので、一番稼働しているのは新幹線の中だ。
私は長野の自宅と東京の事務所を行き来する2拠点生活をしていることもあり、年に100回くらい新幹線に乗る。
それ以外にも、実家がある愛媛や、奥さんの実家がある三重、名古屋や京都、大阪といったところに出向くこともあり、結構移動しながら活動している。
そんな事情もあって、軽くて持ち運びがしやすい端末というのは常に切望していて、「ASUS Chromebook Flip C101PA」はいい感じに私の期待を満たしてくれている。
欲を言えば、もう少し解像度が高いといいなー、と思うことはあるが、概ね満足している。
さて、そんな「ASUS Chromebook Flip C101PA」だが、どうも私は長時間使っていると疲れを感じてしまう。
買ってしばらくは使っているのが楽しくて使っていたのだが、どうも疲れるなーと思うようになったのだ。
もしかしたら、これはモニタやキーボードのサイズの問題なのかもしれないと思い、試しに自宅にあるモニタやキーボード、トラックボールを使ってみたところ、予想どおり疲労はかなり軽減した。
どうやら、「ASUS Chromebook Flip C101PA」のサイズ感というのは、私には少々疲れを感じさせるもののようだ。
小さくて軽くて持ち運びがしやすい = 画面が小さくてキーボードが小さい、ということで、ついでにいうと、「ASUS Chromebook Flip C101PA」は解像度が低いこともあって、これが疲れ具合に影響しているのかもしれない。
そこで、お家でゆったり使うには大画面のものの方がよいのかもしれないと思い、「HP Chromebook x360 14b」を2台目のChromebookとして購入した。
こちらは14インチという画面サイズに合わせてキーボードも大きくなった。
以前に使っていた「HP Spectre 13」は13インチだったので、それよりも少し大きいくらいだ。
「HP Spectre 13」のサイズ感には慣れていたこともあって、「HP Chromebook x360 14b」はすぐに私には馴染んだ。
想像どおり、お家で使うならこのくらいのサイズがあると楽になるようだ。
ただ、大きいだけあって重量は1.5kg。家の中で持ち歩く分には大したことはないが、かばんに入れて外に持っていくには重い。
もちろん、それは承知の上で「HP Chromebook x360 14b」を選んだわけで、この端末はお家専用端末として活躍してもらっている。
そんな感じで、私は「ASUS Chromebook Flip C101PA」を持ち歩き、お家ではゆったり「HP Chromebook x360 14b」を使っている。
Chromebookのいいところがここでも出ていて、外出先で「ASUS Chromebook Flip C101PA」を使ってやっていた作業は、家に帰ってすぐ「HP Chromebook x360 14b」で引き継ぐことができる。
端末を切り替えてもすぐ作業を続けることができるのも、Chromebookの便利なところだと思う。
こうしてシームレスに作業をつなげることができるからこそ、ストレス無く2台のChromebookを使い分けることができる。
Chromebookは色々なサイズのものがあるし、何ならノートパソコンタイプのものやタブレットタイプのものもあり、それぞれ特徴があるので、シチュエーションごとに、適材適所で使う端末を選んで使えるというのも面白いところだろう。
そして、Chromebookだとやりづらい、あるいは、できない作業というのは、自宅にある「HP Pavilion Gaming 15」というWindowsパソコンでやっている。
これもまた適材適所。
Chromebookでサラッとやれるならそっちでやればいいし、Windowsの方がやりやすいならそっちでやればいい。
こんな感じで、Chromebookを導入してからというもの、私の中ではそれなりにいい感じに棲み分けができていて、パソコン環境の快適さは増したと思う。