「DaVinci Resolve」が起動しない。NVIDIAドライバの問題のようで、ドライバを入れ直したら動いた。
「DaVinci Resolve」を我が家のノートパソコンにインストールしてみたのだが、うまく起動しなかった。
我が家のノートパソコンは「HP Pavilion Gaming 15」というもので、「NVIDIA GeForce GTX 1660 Ti with Max-Q design」というNVIDIA製のGPUが入っているものだ。
「DaVinci Resolve」のインストールは特に何事もなく終わったのだが、その後、起動してみたら、「GPU Configuration Warning」というダイアログが出てきて、この先に進めない。
「Quit」を選んだら「DaVinci Resolve」は終了するし、「Upgrade Configuration」を選んでも、その先に出てくる設定画面で何をしたらいいのかわからないのだ。
このダイアログの文章をよく読んでみると、
「今入っているNVIDIAのドライバじゃトラブルのもとになるから、別のドライバを入れてみな」(超意訳)
とのことなので、どうやらこのノートパソコンで「DaVinci Resolve」が起動しないのは、GPUのドライバが問題のようだ。
仕方がないので、別のドライバとやらがインストールできるのか確認してみる。
「NVIDIA GeForce Experience」という管理アプリを開いて見ると、今入っているのは「GeForce Game Ready Driver」という種類のドライバらしい。ちなみに、バージョンは461.09だ。先のダイアログでも、このバージョンが問題と書かれている。
名前からして、ゲーム用に常にドライバを更新しまくっているバージョン、という感じなのだろうか。数週間おきに更新が入るから、もしかしたらそういう性質のものなのかもしれない。
他のドライバと言ってもなぁ、と思いながら、管理アプリ右上の「・・・」のところをクリックしたら、「Gaming Ready ドライバ」の他に、「Studio ドライバ」というのを選べることがわかった。
ここで「Studio ドライバ」を選んで見ると、別のバージョンのドライバがインストールできるということなのだろう。
試しにそれでインストールしてみると、「GeForce Game Ready Driver」の代わりに、「NVIDIA Studio Driver」というのがインストールされた。バージョンは460.89だ。
これで「DaVinci Resolve」が起動するかな?と思ってやってみたら、バッチリ起動できた!
どうやら、NVIDIAのGPUを使っているなら、「DaVinci Resolve」を使うときは「Studio ドライバ」にした方がよいようだ。
もしかしたら、私のノートパソコン固有の話なのかもしれないし、ドライバのバージョンなどによるものかもしれないので、参考までに「DaVinci Resolve」が動作したときの基本スペックを書いておく。
- HP Pavilion Gaming 15 (2019)
- Windows 10 Pro 64ビット
- CPU: Intel Core i7 9750H
- GPU: Intel UHD Graphics 630
- GPU: NVIDIA GeForce GTX 1660 Ti with Max-Q Design
- GPU Driver: NVIDIA Studio Driver 460.89