放送大学「心理学研究法」を履修した理由
放送大学の2021年度2学期に履修した科目の中に、「心理学研究法」がある。
この科目を履修した理由は、端的に言うと、「各種資格の必須要件になっていたから」である。
心理学のアカデミックな知見を学んでみたい、と思って放送大学に入学したのだが、じゃあどの科目を取ったらいいか、というあては特になかった。
そのため、認定心理士や公認心理師といった資格を取得するために必要とされている科目を頼りに、履修する科目を選んでいる。
「心理学研究法」は、まさにそれらの資格取得に必須の科目として指定されている。
これはつまり、「心理学について学ぶなら押さえておくべし」と評価される内容なのだろう。
そういうことならやってみよう、と思って履修することにしたのだった。
学びはじめてみると、心理学研究法というのは、「心」という目に見えないものを科学的に実証するために、先人たちが考えに考えて構築してきたものだとわかる。
こういった努力の上に、心理学の理論が成り立っているのを感じる。
特段、心理学の研究者になりたくて研究法を学んでいる、というスタンスではないものの、心理学を学ぶなら知っておいた方がいい内容だとは私も思う。
心理学の研究だからと、すごく特別なことをしているわけでもないけど、綿密な計画や実践を必要とするものだというのは伝わってくる。
この研究法を切り口にして、私のコーチングやカウンセリングのやり方を見直すこともできそうだ。
履修した動機はともあれ、学んでみて有意義だと思っている科目である。