放送大学の面接授業「心理学実験3」に参加。心理学における実験のプロセスをひと通り実践するプログラムだった。
放送大学の面接授業「心理学実験3」に参加した。
面接授業ははじめての参加で、放送大学の施設に実際に行って、リアルな授業を受けるというのはすごく新鮮だった。
「心理学実験3」を履修したのは、公認心理師や認定心理士といった資格を取得するのに必須とされている科目だからだ。
どの科目を履修するとよいか、個人的には目安もないので、ひとまずこれらの資格取得に必須とされている科目から取ってみている。
さて、授業の内容について軽く触れると、まず、「心理学実験3」は2日間かけて行われた。
シラバスでは授業時間が90分で、10分の休憩を挟んで、次の授業が90分で、、、と書かれていたが、実際は、実験の進行に合わせて適宜休憩を挟むような運営になっていた。
要は、2日かけてここまではやりましょう、と決まっていることをやる感じだ。なお、授業時間は1日あたり6時間ほどだった。
この点では、市井のセミナーに参加しているのと似たような感じだった。
初日は実験をして、実験データを分析し、レポートにまとめて提出した。
2日目は2つ実験をした。2つとも、実験をして、実験データの収集を行い、軽く分析するところまで。レポートの作成および提出が事後課題となっていて、提出期限は3週間ほどで設定されていた。
今回行った実験は、心理学を学ぶ中で出てくるメジャーな実験をやったのだと思う。3つ実験をしていて、私はいずれもどこかで見聞きした覚えのあるものだった。
心理学は、こんなふうに実験をして、データを収集して、分析して、レポートにまとめるんだよ、というひと通りのプロセスを体験できるようにプログラムされているのだと思う。
2日間とおして授業を受けてみて、たまにはこうしてリアルな授業を受けるのもいいな、と思ったのだった。
なお、科目の評定は、3つの実験のそれぞれのレポートを採点して行うとのこと。
授業を受けて終わりではなく、レポート作成という宿題が出たので、早速取り掛かっているわけだが・・・意外と時間がかかっている。まだ終わっていない。
実験レポートを作っていると、昔はこんなことやってたなぁ、というのを思い出すのだった。私が当時所属していた理工系の実験とはまた違う雰囲気だけど、データを分析して考察して結論付けるあたりは分野に関係なく同じようだ (当たり前だけど)。
意外と時間がかかるから、そのことは織り込んで履修した方がいいんだろうなぁ、と思う。もう履修しちゃってるから遅いけど。
今回ははじめての面接授業だったから、こういうものだと全く知らず参加したわけだが、放送大学の面接授業というのはこんな感じなのねー、という感触はつかめた感じがする。
来月もまた別の面接授業があるのだけれど、1回体験できたから、今回に比べるともうちょっと気軽に参加できそうだ。
今回のレポートはさっさと終わらせてしまうとしよう。