女神湖でスワンボートに乗ってきた。湖の上から蓼科山や白樺高原国際スキー場が見えて、とてもきれいだった。
お昼ごはんでも食べに行こうとお出かけして、そのままフラッと女神湖までやってきた。
前に来たのは秋口で、結構寒かった覚えがある。
今日はかなり暖かくて、湖畔で過ごしていて気持ちいいくらいだった。
女神湖という名前なだけあって、ちゃんと (?)女神像があったりする。
ここの女神は「勝利の女神」的な女神だそうで、フラッと来た我々に、何かに勝てと言っているようだ。
少し風があったけれど、静かな湖を眺めていると心が洗われるようだった。
子どもたちは湖に浮かんでいるボートが気になるようで、乗ってみたいと騒いでいた。
女神湖のそばには、「女神湖センター」という、お土産やらお食事やらができる施設があったりする。
ここで先のボートなんかも借りることができるようになっていて・・・
なんと、今日は「プレオープン」だったそうで、1,800円→1,000円になっていた。
これはもう女神に乗っていけと言われているのだろう。
そういうことならばと、家族5人で乗れるのかわからないけど、ひとまずボート乗り場の方に行ってみる。
ボート乗り場は、先の「女神湖センター」に入って突き進むといいらしい。
階段を降りると受付があって、ここでチケットを買えるようになっていた。
ボートやカヤック、カヌーもあるそうだ。家族連れだとそういう遊びはできそうにないけど、機会があったらそういうのにも挑戦してみたいところ。
我が家は子ども含めて5人だったから、「サイクルボート」というタイプのものになるようだった。
受付を済ませると、30分ぐらいしたら戻るように言われ、桟橋の方に向かう。
桟橋に出ると、そこにいたおじさんがボートを引っ張ってきてくれた。
この14号が我々が乗り込むボートだ。
頭上に注意して、と言われて乗り込んだんだけど、普通に頭を打った。
私にとっては、そのくらいには狭かった。
まずは私が乗って、子どもたちが乗って、最後に奥さんが乗った。
私と奥さんは漕ぎ手として、ペダルが与えられた。
これを漕ぐことで前に進んだり、後ろに進んだりすることができる。
真ん中の座席にはハンドルがあり、息子に舵を任せることにした。ちなみに、なかなか慣れないみたいで、だいぶグダグダだった。
湖の上だと風が吹きっさらしなので、放っておいても流されていくから、舵をうまく切りながら漕ぎ続ける必要があった。
風向きによるのか、湖面の状態によるのか、ペダルの重さがちょいちょい変わる。重くなったり、軽くなったり。とにかく、奥さんと2人でひたすら漕いでいた。
そうして女神湖の上をあっちへふらふら、こっちへふらふらと漕ぎながら、景色を楽しむ。
舵を切ると、意外とぐるぐる回るから、なかなか景色の切り替わりが早かった。
どこを向いてもきれいだった中で、とりわけ私はこの向きの景色が気に入った。
遠くに蓼科山を望み、その手前には白樺高原国際スキー場があって、女神湖センターも見える。
湖面からシームレスに山までつながっていく景色が爽快だ。
そんな感じで、湖面にいる鴨の群れと並走したりもしながら、湖の上を楽しんだのだった。
ボートのレンタルは30分できたのだけれど、20分くらいしたところで桟橋の近くまで戻ってきてしまったから、そのまま返すことにした。
なお、この間、私と奥さんはずっと漕ぎ続けていたものだから、意外と忙しなかった気がする。20分も漕ぎ続けると、それなりに疲れたのだった。