脳の構造を理解するために、脳の模型を買ってみることにした

2024-01-06

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放送大学で「神経・生理心理学」を履修している。

本科目では、心理学に関連する生物学的な基礎を学ぶとあって、脳の構造や機能に関しても扱っている。

ただ、どうしても動画教材とテキストだけだとイマイチ、立体構造としては理解が難しい。

それならいっそのこと、脳の模型なんかを買ってみたらいいんじゃないかと思うようになった。

Amazonで「脳 模型」などと検索してみると、たくさんの候補が見つかる。

中には脳トレや知育玩具などが混ざっていたりするが、そうじゃないんだ。私は脳を鍛えたいのではなく、脳の構造を知りたいのだ。もっとこう、物理的な。解剖学的な。

なので脳トレや知育玩具などは無視しながら、脳の立体模型を探していると、お値段がピンキリなご様子であった。数千円から数万円まで幅広い。

おそらく、医学用のすごく精巧だったりするものもあれば、おもちゃに近いものもあったりするからだろう。

今どきのプラスチック成形技術であれば、そんなにダメなものにはならないだろうから、ひとまず数千円くらいのものを買ってみることにした。

そうして届いたのがこれ。

脳の模型と説明書

外箱は化粧箱ではなかったから、模型だけ売られているようなものなのかもしれない。Amazonで検索すると、同じようなものがたくさん出てきていたし、もしかしたら模型自体は同じで、それにお店の方で説明書などつけたりして売っているのだろうか。

ただ、やっぱり安物だったからか、ところどころ甘いところがあるというか、ぶっちゃけ壊れていた。

脊髄が壊れている・・・

パーツの凸面と凹面をちゃんと合わせずに無理くりはめ込んだようで、その部分が破損していた。これは橋とか脳幹とかいうあたりの損傷になるのだろうか。結構重度な症状になりそうだ。

まあ、3,000円くらいのものだしなぁ、、、

分解してはめ込み直したらなんとかなるかと淡い期待を持ちながら、ひとまず分解してみることにする。結論から言うと、損傷しているところはやっぱりどうにもならなかったけど。

32個のパーツに分かれるそうだから、頑張って分解してみる。もしかしたらもう組み立てられないかもしれないけど、そのときはそのときだ。

脳の模型を分解してみる

分解するのも結構難しかったし、完全に分解することはできなかった。

パーツによっては指も爪も引っ掛けることができないから、外しようがないのだ。もとはバラの部品だったかもしれないけど、結構ギューギューに詰め込んでいるから、マジでどうにも外すことができない。

しかも、完成形で届いたから、どの方向に引っ張ればいいのか、どの順番に外すことができるのかなどがもうヤマカンの世界だった。

分解してみると、塗装が他のパーツにもついていたりするし。

放送大学のテキストと見比べてみても、テキストにはあるけど模型には無い部品もあって、どこまで精巧に作られているのかは不明。気にしたら負けなんだろう。

それからなんとか組み上げてみる。

脳の模型を組み立てる

組み直すときも、パーツの凸部と凹部をうまく合わせるのが難しいパーツがあったりして、うまくはめ込むために何度も付け直したりした。

まあ、そこまで細かく分解するなってことだろう。大脳の4つの領域とか、小脳とか、脳幹とかがあるのがわかれば十分なのだろう。

脳梁とか細かいパーツもあったりしたけど、1回組み立てたらもういいかな、という感じ。

正直、デキの良いものかというと微妙なところもあるが、値段相応のもので、仕方がないところもあるのかな、と思う。

完成形であればそれっぽいから、誰かに説明するときにこれを見せながらやるのにはいいかもしれない。

ひとまず分解して組み立て直したことで、なんとなく脳の構造の理解が深まった気がするし、私の糧にはなってくれたと言えよう。

放送大学心理学

Posted by junchan