数年ぶりに「自作パソコンなんて面白いかも?」と思いはじめてしまった
数年ぶりにデスクトップパソコンを購入し、使いはじめてから、3年が過ぎていた。
機種は「OMEN by HP Obelisk Desktop 875-0208jp」というもので、HPが販売しているゲーミングパソコンの上位ブランドのものだ。
これが当時10万円もしないくらいで買えたのが驚きだった。
さて、私としては同じパソコンを3年も使い続けているなんて異常な事態で、これまで何度となく買い替えを考えた。
ただ、その度に思い知るのだ。このパソコン、3~4年前の製品なのに、普通に現代のミドルスペックくらいの性能があることを。
CPUやGPUのベンチマークなどから性能を推し量っても、今15万円くらいで買えるゾーンのものと大差がないように見える。もちろん、マザーボードやメモリの規格は上がっているだろうから、総合的には負けているのかもしれないけど。
そんなことを考えていると、ふと思いついたことがあった。
そうだ、ないんだったら、作ればいいんだ、と。
かつて15~20年前くらいの間、私にとってデスクトップといえば自作パソコンだった。大学時代、秋葉原に行ってパーツを買ってきては自分で組み立てていたのだ。
それからラップトップの性能がかなりよくなり、Macbookに移行したこともあって、デスクトップからは遠ざかってしまった。
その後しばらくラップトップを使う時代が数年あり、3年前に、自分としてははじめてメーカー製のデスクトップパソコンを買ったのだった。
こうして3年も使ってきて、そろそろ更新しようかと思ったときに、これといってめぼしいものがなくて。いや、お金がいくらでもあれば買いたいものはあるのだけれど。
だったら、自分でパーツを買ってきて作っちゃえば?と思いついてしまったのである。
もはやパソコンパーツの細かい仕様にはついていけてなくて、もう自作パソコンなんて作ることはないだろうと思っていたのだが。
ひとまず予算を組んで作ってみれば、あとはパーツごとに買い替えて行けばいいし。なんなら最初はOMENからパーツ取りして、高額になるGPUは流用してもいいだろう。どうせ3年前のマシンなんてリセールバリューも知れてるだろうし。
そんなふうに考えると、ちょっと楽しくなってきてしまった。手軽にはじめて、ちょっとずつ強くしていく。そんな楽しみ方が自作パソコンにはあるのだ。
20年ぶりくらいに自作熱が上がってきて、オラ、ワクワクしてきただ。
実際にやるかはともかくとして、ちょっと調べてみようかな。