Bリーグ初観戦。信州ブレイブウォリアーズのホームゲームを、長野市ホワイトリングで観てきた
長野市にあるホワイトリングで開催された、信州ブレイブウォリアーズのホームゲームを観戦してきた。
Bリーグ観戦はこれがはじめて。
仕事の関係で、何度か地元長野県のチームである信州ブレイブウォリアーズのホームゲーム観戦チケットをもらえそうな機会があったのだが、誘われるのは水曜日の夜に行われるゲームばかりだったからなかなか都合がつかず。
バスケットボールのゲーム観戦自体には興味があったから、家族を引き連れて日曜日の午後に行われるゲームを観に行くことにしたのだった。
信州ブレイブウォリアーズのホーム ホワイトリングへ
この日 (3/24)は大阪エヴェッサとの対戦で、会場は長野市にあるホワイトリングだった。
ホワイトリング前を通りかかることは何度かあったが、中に入るのははじめてだ。
入場前に手荷物検査があって、警備員さんにバッグを開けて中身を見せ、危険物を持ち込んでないかの確認をされた。
その後、入口から入り、スマホのチケットを見せて入場する。
今回の観戦は指定席を取っていて、2階ホーム側の、ちょうどゴール裏あたりの席だった。ホワイトリングの座席を予約する際に出てくる番号で言えば「210」になる。
階段を使って2階に登る。階段の脇には信州ブレイブウォリアーズの選手の垂れ幕が吊り下がっていたり、パネルが置かれていたりした。
実はBリーグのゲームは観たことがないまま、なんとなくフラッとやってきただけなので、選手は誰1人として知らない。この状態でホーム側の席に座っても大丈夫なんだろうか。
会場の入口がアウェイ側で、奥がホーム側だったから、ホワイトリング内を半周することになり、結構歩いた。
通路には飲食物の出店や、子どもたちが遊べるブレアーパーク、自販機、トイレなどがあったりした。
会場内でドリンクの確保やトイレには困らなそうでよかった。
2階指定席 (ホーム側、ゴール裏あたり)からの眺め
2階指定席 (ホーム側)からの眺めはこんな感じだった。ぼかしばかりで分かりづらいかな・・・
座席を予約する際に出てくる番号で言えば「210」にあたる場所だ。
ゴールの真裏あたりだったから、いつもNBAなどをテレビで見るような横からの視点ではなかったが、ゲームはそれなりに見られる感じだった。ゲーム中は手前と奥を行き来する選手たちを追うことになる。
バックボードで若干見づらいところがあったり、距離があるからよく見えなかったりしたのは、そういう座席なんだからやむをえまい。
こういう座席による見え方については、事前に知りたかったことではある。チケットを予約する際に、どこに座ったらどんなふうに見えるかわからなかったから、できれば「この辺に座ったらこんな感じに見える」という写真を置いて欲しいと思った。今ならドローンとか360度カメラとか使ってデータを集めれば、座席をバーチャルに移動しながら、そこからコートがどんなふうに見えるかをシミュレーションすることだってできるだろう。そこまはでやらないでもいいけど。
次に行くときは横から観てみたい。フロントかバックの2階席あたりを狙ってみようかな。
なお、この日は4,000人近いの来場があったとのこと。座席の半分くらいは埋まっていたか。
長野県民割のお陰でチケットは格安だった
今回は2階指定席を予約していったが、「長野県民デー」という割引が利いて格安だった。
2階指定席は通常だと大人2,000円ちょっと、小中高1,000円ちょっと (ゲームによって値段が変わる)のところ、長野県民デー割引により大人1,500円、小中高は無料だった。
おかげで大人2人、小中高3人で予約しても3,000円+システム利用料440円とお安くあがった。システム利用料ってなんだよと思ったんだけど、これはそういうものらしいから仕方ない。
なお、未就学児は膝上観戦なら無料なんだけど、座席を取るんだったら小中高枠でチケットを買う必要があるとのこと。要は座席を使いたいならチケットを買えってことだ。
あと、車で行ってホワイトリング近くの真島砂利駐車場を予約したから、そちらは1,000円+システム利用料220円が追加で必要だった。システム利用料って (以下略)。
都合5,000円くらいだった。プロスポーツ観戦としては比較的安価に楽しめるものだと思った。割引サイコー!
OFFICIAL GAME DAY PROGRAMを確認
入口でスマホのチケットを見せたら、印字されたチケットと「OFFICIAL GAME DAY PROGRAM」を渡された。
OFFICIAL GAME DAY PROGRAMには選手の背番号や名前、身長などのプロフィールが乗っていたから、観戦中はどの選手がどういう人なのかたまに確認していた。
当日のスケジュールや会場案内、グッズの紹介、協賛企業のバナーなどが掲載されていた。
その日に現場で必要な情報はだいたいこれを見ればわかるような感じだったか。
挟まっているチラシが微妙にいらないと思ったんだけど、スポンサーあってのプロスポーツだからここは仕方があるまい。
ゲーム観戦
さて、肝心のゲーム観戦なのだが、個人的には結構楽しかった。
もともと毎晩のようにNBAのゲームを観ているくらいバスケットボールは好きだし、それを生で観るのもいいものだ。
子どもたちは最初は真新しい場所で真新しいものを見るのは楽しそうだったけど、そのうち飽きてマンガを読んだりしはじめた。まだゲームのルールとかもよくわかってないし、それを都合2時間ほど見せられるんだから仕方ないだろう。騒がないでいてくれたからよし。
ホームゲームだからか、周りにいる人はユニフォームを来ている人が多くいたし、チームのタオルはデフォで装備という感じだった。
タイムアウトの際に応援の指示がMCから出されて、タオルを回したり、上げ下げしたりするものだったようで、みんなそれをやっていた。我々もタオルくらい買ってから観戦すればよかったかもしれない。
オフェンスやディフェンスの掛け声や手拍子なんかもあって、割とみんなやってるものだった。一応、頑張って手拍子とかをしてみていた。
そういった応援をすることに慣れてないとドキドキするかもしれない。ホームゲームにアウェイ感を感じてしまった・・・まあ、何度か来たらこういうのにも慣れるのだろう。
ビールやポップコーンなんかも売ってたし、そういうものを手に観戦するのもよさそうだったけど、車で来ていたし、そんなに飲みたい気分でもなかったからやめておいた。
ただ、会場が乾燥していたのか、あるいは応援の熱気にやられたのか、観戦中は妙に喉が乾いたから、自販機でペットボトルの飲み物をちょくちょく買って飲んでいた。
14時過ぎにゲームがはじまって、16時20分ころ?には終わった。
ゲームの流れは終始、相手チームに押されていて、8~10点差くらいの時間帯が長かった。終盤に3ポイントでスコアが追いついて、更に逆転したときには興奮したものだが・・・最終的には点差を戻され、70-78で信州ブレイブウォリアーズの敗戦だった。
最後の方は中に切り込むことができず、3ポイントを多発していたんだけど、ヘッドコーチからそういう指示があったんだろうか?
負けはしたけど、見どころはあるゲームだったと思う。
ハーフタイムはパフォーマンスを見て、外の屋台をふらつく
2Qと3Qの間にあるハーフタイムは20分。
コート上ではパフォーマンスをやっていて、この日は佐久長聖高校のアイドルグループが応援に来ていた。馴染のある近い高校の子たちだから、なんとなく親近感を感じ、一通り歌って踊るのを見ていた。
そのあとはホワイトリング前の広場に行ってみる。そこには屋台がいくつか出店していたので。
信州ブレイブウォリアーズ公式フード&ドリンクとかあったけど、客足はいまいちっぽかった。
クレープなどの軽食もあれば、ガッツリとラーメンがあったりした。
ゲーム開始前に来て、ここでランチするのも悪くない・・・かも?
息子は会場内にある射的がどうしてもやりたかったようだから、一回やらせてやったら、見事景品を勝ち取っていた。
そうしてるうちにハーフタイムは終わり、3Qがはじまっていた。
真島砂利駐車場はちょっと遠かった
ホワイトリングには駐車場が2個所あって、ホワイトリング砂利駐車場と真島砂利駐車場があった。いずれも事前に予約が必要だ。
ホワイトリング砂利駐車場はホワイトリングの敷地内にある駐車場で、真島砂利駐車場は道路を挟んだ向こう側にある。
私が予約した時点ではホワイトリング砂利駐車場は取れず、やむなく真島砂利駐車場にしたのだが・・・これがなかなか遠かった。
子どもと歩いたというのもあるけど、駐車場からホワイトリングまで歩いて10分以上はかかっていたと思う。最終的に座席にたどり着くまでだと、駐車場から15~20分というところか。
行きも帰りもそんなくらいでまあまあ辛い?そのくらい歩けって話なんだろうけど。
ゲーム前に駐車する際はそこまで混雑してなかったんだけど (ゲーム開始ギリギリの時間帯だったからか)、ゲーム後は流石に混雑がひどく、駐車場から出るだけで20分以上かかった。
駐車場から出てもしばらく渋滞に巻き込まれる。車で観戦に来るとこれはどうしようもないのだろう。
シャトルバスが運行していて、長野駅などからアクセスできるから、電車で行けばそういう混雑には巻き込まれないで済むのだろうけど・・・でも結局は、ホワイトリングは車で行くような場所だし、子連れだと車で行くのが楽だし、ここは我慢するしかないか。
おわりに
はじめて日本のプロバスケットボールリーグであるBリーグのゲーム観戦に行ってきた。
予習しないで行ったから、信州ブレイブウォリアーズがどういうチームかまるで知らないで行ったんだけど、せっかくのホームゲームで地元チームだと思ったら、ゲームには勝ってほしいと思って応援したのだった。
子どもたちは暇そうだったけど、私はとても楽しかったし、たまにはこうやって観戦するのもいいなと思った。
とはいえ、ホワイトリングはうちから遠いから、頻繁に行く気にはなれないが・・・数ヶ月に1回とかでもいいから、次シーズンは何回かホームゲームの観戦に行こうかな、くらいには思えたのだった。
余談だが、私は日々NBAのゲームを楽天NBAで観戦していて、特にゴールデンステート ウォーリアーズが好きでそのゲームをよく見ている。息子なんかは門前の小僧状態ですでにいくつかのチーム名を覚えていて、この日のゲームを観に行くと言ったら、「ウォーリアーズが来るんだ!どこから来るの?」とか言ってたんだけど、ウォーリアーズ違いだと教えてやった。多分、信州ブレイブウォリアーズがGSウォーリアーズを呼んだら破産するんじゃないかと・・・ (そもそも日本に呼べるだけの資産があるとは思えない)