「北八ヶ岳松原湖温泉 八峰の湯 (ヤッホーの湯)」泉質がよくて肌スベスベ。食事処はうまくてボリュームがあって大満足!
長野県は小海町にある八峰の湯に行ってきた。
「八峰の湯」と書いて「ヤッホーの湯」と読むらしい。まあ、読めなくはないかな?
名前だけは何年も前から知っていた日帰り温泉施設ではあるが、うちからするとそんなに近くではないし、その辺にいく用事もないしで、行く機会がなかった。
この日は茅野市の方に出ていて、いつもなら諏訪の方から帰るか、白樺湖を経由して帰るんだけど、小海町を回って帰るルートはまだ行ったことがなかったから、そのルートで帰りがてら寄ってみることにしたのだった。
八峰の湯 (ヤッホーの湯)
八峰の湯は、小海町高原美術館と併設されていた。美術館の方が先に見えたから「ここの駐車場でいいの?」とか思いながら車を停めたものだ。
車から降りて、家族みんなでぞろぞろと温泉の方に向かう。
「八峰の湯」は聞いたことがあったが、「北八ヶ岳松原湖温泉」という名称は初めて見た気がする。確かに松原湖近いしな。
利用料金は
- 大人 700円
- 4歳~小学生以下 300円
とのことだ。平日だと100円引きになったり、八峰の湯がある南佐久地域の人なら500円だったりするようだ。地元民優遇うらやましい。
靴を脱いだら鍵付きの靴箱に入れ、その靴箱の鍵を受付で渡して入場する。このあたりの日帰り温泉施設の利用方法としてはスタンダードな形式かな。
受付ではリストバンドをもらうだけで、料金はすべて後払いだそうだ。
受付を済ませたら、早速温泉に入るとする。
温泉
温泉は少しとろみのある泉質だったと思う。炭酸水素塩泉と書かれていた。うっすらと色づいていて、匂いはそんなにしないかな。
私の肌には合っていて、湯上がりはとてもスベスベになった。
内湯は2種類あって、低温浴槽 (40℃前後)と高温浴槽 (42℃前後)があった。これを交互に入ることで自律神経が活性化するらしい。
サウナと水風呂もあった。サウナは10人くらい入れるが、水風呂はせいぜい2人が入れるくらいだった。ただ、他人と一緒に入るには小さすぎる感じがするから、もっと水風呂は広いとよかったかな。
露天風呂もあって、遠くの山々を見ながら浸かっているのは気持ちよかった。
岩盤浴もあり、追加料金 (500円)が必要とのこと。使わなかった。
食事処 お寄りなんし
風呂上がりに、館内の食堂で食事をしていくことにした。
17時半くらいだったんだけど、かなり席が埋まっていた。祝日だったから混んでいたのかもしれない。
この時間にすぐ決めて入ったのがよかったようで、しばらくすると満席になったようだった。
メニュー
席についたら早速メニューを確認する。
結構ハラヘリで、すぐにでも食べたいところだったから、サクサクと注文していく。
和風醤油ラーメンを大盛りにしたら息子と奥さんの分は賄えるかな、とか。
2人の娘はそろっておこさまらーめんをご所望だったので、それにしてやった。
後は父ちゃんのつまみやらを頼むとしよう。
風呂上がりにビールなんて最高だ。奥さんが帰りは運転してくれるというので喜んで飲んむことにした。
全体的にうまくて、思っていたよりボリューミー
まずはひとりビールで乾杯。
温泉に1時間近くいたから喉が渇いていたのだ。1人で大瓶の一つも空けてしまいそうなものだ。
まだ料理が来ておらず、空きっ腹にグイグイ行くのは良くないから、チビチビと口を湿らせていると、料理が次々と出てきた。
まずは「のりのり和風だれ 豆腐サラダ」。豆腐は料理長が手作りしているらしい。
あれ?想像していたより量が多いぞ?と思った。
のりの風味が効いててうまい。
サラダをみんなに分けていたら、娘たちの「おこさまらーめん」がやってきた。
腹を空かせていた娘たちは喜んで食べはじめる。
そして、「自家製もつ煮込み」が出てきた。ようやくビールのおつまみっぽいのが出てきたぞ。
これもね、結構ボリュームがあったと思うんですよ。座席に用意されていた七味を振って食べるとうまい。汁まで飲んでしまう。
それから「鶏ハラミの鉄板焼き」が出てきた。これはテンション上がる!
そして、こちらも結構なボリュームだった。鶏ハラミうまい・・・ビールが進む。
ビールとおつまみに舌鼓を打っていると、いよいよ「和風醤油らーめん 大盛り」が出てきた。
大盛りって、本当に多いな!
2玉分くらいあったのだろうか。息子にかなり麺を盛ってやったら、すぐにお腹いっぱいになったらしい。満足してくれたようで何より。
奥さんにも十分な量だったみたいで、サラダや私のおつまみをちょっとつまんだくらいで満足していた。
私も調子に乗って大瓶を頼んでしまい、思っていた以上にボリューミーなおつまみをつまんだから、すごく一杯食べた気がする。
総じて、どの料理も、こういう日帰り温泉施設の食堂の水準を超えてうまかったし、ボリュームがたんまりあった。ちょっと頼みすぎたくらいだった。みんな満足度は高かったようでなにより。
売店を物色し、最後に会計する
食堂で腹を満たしたら、受付前にある売店を物色していく。この手の施設によくある、地元の商品を扱った直売所のようなものだ。
栗のはちみつなんて珍しいとか、黒豆茶うまそうとか言いながら、気になるものをいくつか選んでいった。
気になった商品を手に受付に行くと、受付時にもらったリストバンドを照会し、温泉や食事処の利用料と合わせて会計してくれた。
おわりに
はじめて「北八ヶ岳松原湖温泉 八峰の湯」を訪れてみた。
名前だけは聞いていたんだけど、なかなか立ち寄ることもなくて、今回寄れたのはいい機会だった。
ここ数年でリニューアルしたと聞いていて、全体的に施設はきれいなものだったと思う。
泉質は私の肌には合っていて、湯上がりがスベスベで気持ちよかった。芯からあったまった感じで、家に帰るまでホカホカしていた気がする。
風呂上がりに食事も済ませて来たが、うまくてボリューミーで満足度が高かった。
私的には、全体的な評価は高く、かなりいいところだったという印象だ。近隣に数ある日帰り温泉施設の中では、私評価によるとトップクラスだ。奥さんもそんな感じらしい。
家からもっと近ければ頻繁に行きたいところだが・・・我が家からだと1時間以上かかるので、ちょろっと浸かりに行くには辛い感じなんだよなぁ。途中、今は無料で使える高速道路で一気に移動できるから、そこまで移動が大変という感じはないのだけれど。
まあ、温泉はいいし、飯はうまいことがわかったので、また休みの日の昼下がりにでもフラッと行くのもいいかもしれない。そういう選択肢もアリと思えたことが今回は収穫だったということで。
今度来たときは、外にあった足湯にも浸かってみようかな (冬場はやってなさそうだけど)。