ASUS Chromebook Flip C101PAは、画面が小さい。だからこそ、1つのアプリを全画面表示して、1つの作業に没頭できるのがいい。
「ASUS Chromebook Flip C101PA」を使っていると、画面が小さいというのもひとつの特徴であり、これはこれでいいものだと思う。
もちろん、腰を落ち着けて、長時間作業するというのなら話は別。大画面につなげて、大きなキーボードで打ち込む方が断然、快適になる。
だが、私は主に外出の際に持ち運ぶ端末としてこのC101PAを使っており、出先でサッと開いて、パッと打ち込む、という機動性を活かした使い方をしている。
そのときに思うのが、画面が小さいがゆえに、いろいろな作業はできない、ということだ。
大画面のフルHDであれば、いくつものウィンドウを立ち上げ、並行して作業することは難なくできる。実際そうやって作業をしている。
だが、C101PAは画面が小さい。だから、必然的に1つのアプリを全画面表示して使う。
これが返っていい感じだと思うのだ。
こうしてブログを書くときは、Chromeを最大表示して、WordPressのエディタをにらめっこしながら入力している。
他のウィンドウを立ち上げておく余地はない。
だからこそ、1つの作業に集中することができる。
この没頭感は、もしかしたら画面が小さいという弱みをリフレームして、強みにしているとさえ言えるだろう。
出先で、1時間などといった限られた時間の中で作業するのであれば、このことはむしろメリットだと思う。
現にこれまで、出先で一体どれだけのブログやメルマガの原稿を書いてきたか。
持ち運び性能というものの引き換えに画面は小さくなったが、その分、余計なことをしないで1つの作業に集中できるというのも、C101PAのもつ面白い特徴だと思う。
このバランス感が楽しい。