「とりかわ長政 博多店」にひとりで入ってちょろっと飲んでいく
博多駅地下を彷徨い、ひとり2次会ができそうな場所を探していた。
この日は学会に参加していて、1次会はそちらの懇親会で済ませており、そこそこお腹は膨らんでいた。
ただ、時間的にまだ早いし、軽くもういっぱい引っ掛けてからホテルに帰ろうかな、と思ってしまったのだ。
流石は博多、食い倒れの街だ (誤解
そんな私の濁ったお眼鏡にかかったのは、「とりかわ長政」さんだった。

ちらっと見るとカウンター席が数席空いており、これなら一人で入っても大丈夫そうだ。
とりかわは福岡名物らしいし、名物を地元で食べて行くのはいいことだろう。
店頭のメニューを見ると、とりかわがメインで、他にも串焼きやおつまみが色々とあるらしい。

ひとりで入って軽く飲み食いするには良さそうな雰囲気なので、スルッと入ってみた。
お店に入ってみると、案の定カウンター席に案内された。
さて、一応はそれなりに食べて飲んでから来たのだし、旅先とはいえセーブしておく必要があるだろう。
翌日にも学会はあるのだ。程々にしておかないと、何をしに福岡まで出張してきたんだという話である。
まずは瓶ビールを1本頼む。
お通しにキャベツが出てきて、こちらはおかわり自由とのことだった。

しばらくキャベツをシャクシャクとかじりながらビールを飲んでいると、すぐ出てきそうだと思って頼んだ酢もつが出てきた。税込み440円なり。以下、価格は税込み表記とする。

コリコリとした食感がなかなか良くて、酒が進む。このちょいと酸っぱいのがいいんだよなぁ。
そこからはしばらく間が空いたので、酢もつやキャベツをつつきつつ、ビールを飲み、タブレットでKindle本を読みながら過ごす。
ようやく出てきたメインディッシュは、とりかわのタレ味、1本190円だ。2本頼んだから380円なり。

表面はカリカリとしているが、中身は鶏皮らしくフニャッとした食感。これがね、なかなか病みつきになるんですよ。
タレ味の他に塩味もあるというので、頼みそうになったんだけど、ビールがなくなったのでこれでお開きとした。
とりかわの塩味を頼んでいたら、ドリンク追加になってしまうし。そうなる前に引き上げるのもひとり飲みでは大事なことだ。
程よく満たされたし、このままホテルに戻ってゆっくりしたらいいかなと思えた。
ちょっと飲み食いしただけだから、お会計は2,000円もいかずで、リーズナブルなひとり2次会となった。
引き際を間違えず、しっかり打ち切りにした自分を褒め、ホテルに向かったのであった。
