上田市「こぶたや」でとんかつを食べる。「高座豚」というブランド豚を使ったとんかつがとろけるようだった。
お昼を食べに出かけたところで、子どもたちが車の中で眠ってしまった。
こういうときは子どもたちが起きるまでドライブをすることもよくある。
今日もそんな感じで走り続けていくうちに、上田市までたどり着いてしまった。
上田市の市街地に来るのも一体いついらいだろう?もう何ヶ月もここまでやってきたことがない。
ちょうど市街地についた頃に子どもたちが目覚めたので、どこか入りやすそうな店があるか探していると、奥さんがこのお店を勧めてきた。
とんかつ・豚肉料理「こぶたや」さんだ。
「こぶたや」さんは長野県が誇る超優良スーパー「ツルヤ」の隣にある。隣というか、駐車場をシェアしている?感じだった。
私ははじめてきたのだが、奥さんはこれまで2回ほど来たことがあったそうだ。
どうでもいいけど、入り口にすげー気になったものがあった
それはこの「こぶたや」という看板を持った木彫りのブタさんだ。マスクをつけている。
実は上田市では新型コロナのクラスター感染が起こったりして、一時期、近隣では結構騒がれていた (と思う)。
そういうこともあって、玄関先のブタさんもマスクをつけることにしたのかもしれない。
それにしても、これ多分普通のタオルを紐でくくりつけている感じだな。
地元ではかなりの有名店だそうで、それなりに賑わうお店だそうだが、私たちが着いたのが13時半くらいだったこともあってか店内は空いていた。
おかげで、奥の宴会場らしき個室に案内してもらえた。
うちには生後7ヶ月になる娘がいることもあって、お座敷にしてくれたのだろう。
めちゃくちゃ広くて、ここをうちらで占拠してていいのかな、とか思うくらいだった。
広い座敷でくつろぎながら、メニューを見ていく。ただ、ここに来たビギナーはとんかつを食えという感じだったので、メニューをひととおり見た上で、やっぱりとんかつにすることにした。
息子と上の娘には、それぞれにお子様ランチ。700円 (税別)。
ハンバーグやエビフライ、ウィンナーにポテチと、子どもが好きそうなもので構成されている。
キャベツは、多分食べないんだろうなぁと思ってたら、やっぱり息子も娘も食べなかった。
年末には6歳になる息子は、このところすごい食欲を見せ、こういうお子様ランチ的なものはぺろりと完食するようになった。キャベツは食べなかったけど。
それにつられて、兄ちゃんが頼むなら自分も欲しいと、上の娘 (3歳)も言い出すのがちょっと困る。
結局、食べないからだ。
今回はポテトとウィンナーを食べたら、ゼリーを食べはじめた。ヤクルトも飲んだ。以上だった。ちょっとハンバーグやご飯も食べたようだが、微々たるものだった。
こんな感じで、子どもたちがどのくらい残すかわかったものじゃないから、外食するときはどのくらいの分量を頼めばいいか悩む時期だ。
そんなのも見据えつつ、大人はちょっとよさそうなとんかつを注文する。
「高座豚」という、神奈川県は大和市産のブランド豚を使ったとんかつだ。
単品で2,200円 (税別)とのことで、何だかすごそう。多分、近所の定食屋に来てたら頼んでないレベル。
250円プラスしてセットにすると、ご飯と味噌汁、お新香が付くとのことで、この高座豚のとんかつセットにした。
子どもたちがどのくらい残すかわからなかったから、こちらを1つ注文して夫婦でシェアすることに。
肉厚は特筆するほどのものではないが、衣の付き具合いに少し感銘を覚える。
卵がしっかり肉に絡んでいるからできるであろう、この黄色い層が目を引く。家でとんかつを作っても、ここまで卵が乗らない。小麦粉をしっかりつけるとか、あるいは卵に小麦粉を混ぜ込んでいるとか、何かしらの工夫があるのだろうか。
食べてみると、サクッとしているようで、しっとりしているようで、ものすごく柔らかかった。肉も脂も衣も、口の中でとろけるようだった。
まずは何も付けずに食べて、うまし。
辛子や塩を付けたり、お店秘伝の?タレを付けたりしても、うまし。
これはうまいなぁと、あっという間に奥さんと平らげてしまった。
個人的にはタレが結構気に入った。塩もうまかったけど。甲乙つけがたいところ。
なんだか久しぶりにとんかつ屋さんのうまいとんかつを食べることができて、ずいぶん満足できた。
なお、ご飯や味噌汁、キャベツはおかわりし放題とのことだった。夫婦2人でシェアして食べたから、今回はおかわりするのは遠慮しておいたけど。
結局、子どもたちが残したものを食べてしまえば、いい具合に腹が膨れたのだった。
こぶたや
- 住所: 長野県上田市中央6-4-57