Bluetooth内蔵のデスクトップマシンに、あえて外付けのBluetoothアダプタを増設した話
我が家で最もハイスペックなデスクトップPCである「OMEN by HP Obelisk Desktop 875-0208jp」は、なんだかBluetoothの調子がよくない。
Bluetooth機器をペアリングして接続することはできるのだが、その後、再接続ができないのだ。
例えば、Nintendo Switch Proコントローラ (以下、プロコン)を接続するとしよう。
- プロコンをペアリングモードにする
- PCのBluetooth設定から接続しに行く
- ペアリング完了
- プロコンで操作できることを確認
- プロコンの電源を切る
- プロコンの電源を入れる
- 再接続されない・・・
となる。
普通だと、7で再接続されるのだけれど、どうもここでコケてしまう。
仕方がないから、PCのBluetooth設定からプロコンを削除して、再度ペアリングすることになる。
これがなかなか煩わしい。Bluetooth機器をつなごうとしたら、毎回ペアリングからになるのだ。
購入当初は、それほどBluetoothを使ってなかったから、実用上あまり問題にならなかったが、最近はBluetoothでちょくちょくつなぎたい機器が出てきたので、毎回ペアリングをするとなるとちょっとげんなりする。
PCはサポート期間内だったから、サポートセンターに連絡して対処を一緒に考えてもらったが、改善せず。すげー時間かかったんだけど、やっぱり駄目だった。
正直、チップの問題なのかWindowsの問題なのか、問題の切り分けもうまくできない。なんで普通のことが普通にできないのだ。
サポートセンターからは、OSの再インストールをするとか、メーカーに送って検査してもらうとかいうオプションを提示されたが、そこまでのコストをかける気にもならない事案・・・
だって、たかだかBluetooth機器の再接続ができないってだけだもんなぁ。そう思って、サポートセンターにもこの案件はこれにてクローズしてもらった。
で、もう面倒になっちゃったから、Bluetoothアダプタを買うことにした。
せいぜい1,000円やそこらのものだし、それで解決するなら安いもんだと。
ということで、Amazonで早速ポチる。
Bluetoothアダプタは星の数のようにあったから、あんまり考えずにこちらを選んだ。たまたま20%オフになってて、800円もしなかったのだった。
プライム対応だったので翌日には届く。
Bluetoothアダプタを買ったのなんて、本当に何年ぶりだろうか。今どきのパソコンはだいたい内蔵してるものだから、改めて買うことなんてなかったのに。
アダプタはUSB Type-Aに直接刺したらいいようになっている。差し込んだらこの黒い部分がちょっと飛び出るくらい。デスクトップの裏面に常設だから、そのくらい全く気にならない。
アダプタを本体に差し込んだら、本体内蔵のBluetoothを無効化して、差し込んだBluetoothを有効化する。
Bluetoothのコントローラはシステム上1つしか使えないようだから、この操作は必須だ。
ちなみに、この操作をする前に、本体内蔵のBluetoothで接続したBluetooth機器は、すべてデバイス削除をしておくこと。この操作をしたあとだと、なんだかデバイスの削除ができなくなるからだ。おそらくどのBluetoothコントローラで接続したかをWindowsが覚えているのだろう。
無事、増設したBluetoothコントローラが使えるようになったら、またプロコンのペアリングを試す。
普通に使えることを確認し、プロコンの電源を一度オフにして、またオンにしてみると・・・
ちゃんと再接続された!
なんだかまあよくわからない現象だったのだけれど、Bluetoothアダプタを導入することでサクッと解決できてよかった。
以上が、Bluetoothを内蔵している高性能デスクトップマシンに、あえて外付けのチープなBluetoothアダプタを増設した顛末だ。