オーディオテクニカ「ATR2100x-USB」を1ヶ月使ってのレビュー。手軽に使えて高音質な逸品。
オーディオテクニカのダイナミックマイク「ATR2100x-USB」を購入してから、1ヶ月以上使ってきた。
USB接続できるマイクだから、きっと使い勝手はいいだろうと思って購入したところ、期待通りだった。
何も考えず、「挿せば使える」というのはものすごく手軽だった。さすがUSB機器。
ケーブルを差し替えれば、USB Type-AでもType-Cでも接続できるのがまたいい。状況に合わせて差し替えることができる。
主な用途としては、オンラインミーティングや動画撮影で使っている。
オンラインミーティングでどのように聞こえているのかはわかってないが、聞こえづらいと言われたり、聞き返されたこともないので、きっとしっかり聞こえているのだろう。ハウリングを起こしているようでもないし。
動画撮影の際も、マイクに向かってしゃべるとか、声を張り上げるとかいった意識をすることもなく、普通にしゃべっていれば普通に録音できている。案外、小声でもしっかり拾ってくれている。
このチャンネルで公開している動画はすべて「ATR2100x-USB」で録音しているから、聴いてみて欲しい。編集時にノイズの除去をしているから、撮ったままの生音ではないが、どんなものかはわかると思う。
あと、ホワイトノイズなどの環境音もそれほど拾ってなくて、クリアに撮れていると思う。
私がひとりでしゃべるだけの動画だと、これ以上の品質を求めても仕方がないだろう。
1万円程度で購入できるマイクとしては、高品質なんじゃないかと思う。
また、密かに期待していたのが、USBで接続できるんだから、Chromebookでも使えるんじゃないかってことだ。
実際、Chromebookに差し込んだら、普通に使えてしまった。
さらには、スマホ (Pixel 4a)でも使えてしまった。
なんとも気軽に手軽に使えるマイクとして、とても気に入っている。
あえて言うとしたら、パソコンにつないだときにスピーカを持っていかれるのがちょっと面倒なことか。
というのも、このマイクは、マイクを通じて取り込んだ音と、接続した機器の音を合成して聞くことができるようになっている。
後ろにステレオミニプラグを差し込める口があって、ここからヘッドセットなどで音を確認することができるようになっているのだ。
おかげで、パソコンに接続したときに、マイクなのにスピーカ扱いされ、パソコンの出力音がこのマイクに持っていかれる設定になることがある。
そういう場合は、おとなしくスピーカを元の設定に戻すのだが、、、どうしてもOSやソフト (ZoomとかTeamsとか)が個別に設定を持っているから、どこの設定がどう変わったのかわからなくなることがある。
パソコンに接続した際には、そんな感じでやや面倒なところはあれど、使っていると慣れるもので、実際は大したことではない。
こういうマイクとしては、「ATR2100x-USB」ははじめて買ったものだが、使い勝手もよく、とても満足している。もっと早く買っておけばよかった。