「ホビット」のような長い映画も、細切れに観ていくことで、ストーリーがわかるようになった
Amazonプライムビデオで「ホビット」シリーズが見放題対象になっていて、このところちょくちょく観ている。
3部作で、一応、全部観たことはあるのだけれど、正直に言うとどういうものだったかハッキリとは覚えていない。
なにせ、どの話も長いのだ。Amazonプライムビデオによると、
- ホビット 思いがけない冒険 2時間49分
- ホビット 竜に奪われた王国 2時間41分
- ホビット 決戦のゆくえ 2時間24分
とのことで、全部で8〜9時間もある。
おかげで、あらすじはなんとなく覚えているんだけど、なぜそんな話になったのかとか、誰がいたんだっけとか、あんまり話としては理解していない部分も多々ある。
昔は、映画を観るならちゃんとその時間を確保して、どっしり構えて一気に観るの良しとしていた。トイレ休憩くらいは入れてもいいけど、とにかく一気に全部観るのが映画の一番よい楽しみ方だと思っていたのだ。
劇場だってそうだし。
ただ、そうやって構えていると、なかなか映画を観る機会がない。ホビットを観ようものなら、1つ観るだけでも3時間は確保しなければならず、例えば17時にはじめても20時になる。正直、こういう時間を捻出するのは大変なのだ。
おかげで映画を観るのを諦めてきたところもある。
ところが、Amazonプライムビデオで映画を観るようになってからは、細切れに観ることも増えてきた。
これはいつでも、いつまででも観ることができるオンデマンド配信のよいところで、レンタルビデオのような期間が決まっているものではできなかったことだ。
Amazonプライムビデオでも、レンタルしたものは時間の制約があるから一気に観るしかないのだけれど、見放題の作品であれば、細切れに、それこそ20分ずつくらい観ていくことだってできる。
こうして細切れに映画を観るようになってから、案外、これは合理的な感じがするようになった。
なにせ、ホビットのような長い長い映画だと、長すぎて正直ストーリーを覚えてなかったりするのだが、これを細切れに観ていくことで、「なるほど、そういう流れだったのか」とわかるようになってきたのだ。
短時間でよくなったから、お昼ごはんを食べながらちょっと観たり、寝る前に20分だけ観たりと、アニメでも観るくらいの気楽さで観られる。
あと、こうやって細切れに観ても、一気に全部観ても、満足度はそんなに変わらなかったりすることもわかった。
だから、観たいと思ったものを、気軽に気楽にちょいちょい観ていけばいいと思うようになった。おかげで映画に触れる機会や時間を増やすことができている。
この調子で、ホビットは2作目まで観ることができた。
最後の3作目も、1週間くらいかけて?気楽に観ていくとしよう。