「FMV Chromebook WM1/F3」を選んだ最大の理由は、富士通が気合いを入れて作った日本語キーボード
「FMV Chromebook WM1/F3」が我が家にやってきた。
約1年3ヶ月ぶり、4台目のChromebookである。
あまたあるChromebookの中で、今この「FMV Chromebook WM1/F3」を選んだのは、素晴らしい日本語キーボードを使いたかったからである。
私にとって、Chromebookは性能を追い求めるものではなく、それなりのスペックでもあまり不満に思わない程度の能力を発揮してくれるものである。
もちろん、スペックがいいに越したことはないのだろうけど、バリューゾーンであるミドルレンジの端末の中では、性能の違いによる体験が大きく変わるものではない。
そんな似たりよったりになりがちな中で、「FMV Chromebook WM1/F3」にはひときわ光るものを感じた。
それは、富士通がガッツリ日本語キーボードに気合いを入れて攻めてきたことである。
ほとんどのChromebookがグローバル仕様で作られているからか、日本語キーボードを実装するところで、どうしても無理があるものが多い気がする。
これまで使ってきた3台は、いずれも右の方に行くほどキーが小さくなって押し込まれていた。
まあ、そうは言っても、慣れてしまえばそれほど気になることもなくて、現に上の写真の「HP Chromebook x360 14b」は丸2年使っていて、今でもそれほど不満に思うことはない。
それでも敢えて「FMV Chromebook WM1/F3」を購入したのは、ひとえにワンランク上の日本語キーボード体験をしてみたかったからだ。
性能が似たりよったりの世界であれば、キーボードが使いやすくなることのユーザー体験というのは、インパクトが大きいと思う。
そんなわけで、我が家に4台目のChromebookがやってきたのだった。
正直、ファーストタッチからキーボードの違いに感動している。
こんなふうに日本語キーボードに気合いを入れたものは、これから先もあまり出てこない気がするので、貴重な1台になるかもしれない。