放送大学の面接授業「心理学実験2」に参加。心理学実験の手順をひととおり体験できる授業。
放送大学の面接授業「心理学実験2」に参加してきた。
これで放送大学の面接授業は3つ目の参加となった。
前学期に「心理学実験3」というのを受けていたこともあり、当時より気楽に授業を受けられたと思う。
授業の構成は「心理学実験3」と同じで、心理学実験の一連の流れを体験できるものになっていた。
すなわち、
- 心理学の理論に基づいた実験を行う
- データを収集する
- 収集したデータを分析する
- レポートを作成する
という流れだ。
「心理学実験2」では、3つの実験を行っており、つまり、この流れを3回やった。
なお、3のデータ分析と4のレポート作成は、会場では一部を実施して、あとは後日課題として全部まとめて、レポートにして出すようになっている。
3週間ほどの期限があって、それまでにレポートを出さなければならない。
ちなみに、データ分析というのは統計分析をすることであり、ここの難易度はかなり高い。それこそ統計学を学んでないと意味がわからないのだろう。私は統計学はちょうど勉強中だから、まだよくわかっておらず、言われるままにやっていた感じだ。t検定だとかF検定だとか、正直、ひとりではできる気がしない。
よって、この部分は、授業では先生と一緒にハンズオン形式でパソコンを操作していくことで、一通りの手順を教わる。
Excelのマクロツールを使い、どこに何の値を入れて、どのボタンを押したらどうなる、というのを丁寧に教わった。
それでも、パソコンの操作に疎い人には辛いものだったのだろうと思う。実際、操作がわからず質問している人が何人もいた。
授業では全部の分析まではやらないから、あとはここで習った手順どおりに分析していくことになる。
また、レポートもある程度は見本のようなものを与えられていて、心理学のレポートはこんなふうに記述していきます、というのを習う。
全体構成やそれぞれの章で記載することをざっくりと教えてもらい、それに従って文章を書き出していけばレポートも作れるだろう、というところまで教えてくれる。
あとは、家に帰って、習ったとおりにデータ分析をして、レポートを完成させて、期限までに提出するのがこの面接授業のゴールだ。
2日間みっちり授業を受けて、事後課題まであるから、結構重たい。
とはいえ、心理学実験3よりは難易度が低い気がする。
もしかしたら、順番的には、心理学実験1→2→3の順に受けるといいような設計になっているのだろうか?
ただ、面接授業は定員を超えていると抽選になるから、制度的にはそんな順番通りに受けられるものではないのだけれど。。。
さあ、あとは期限までに残りの分析とレポート作成を行い、提出する必要がある。
余裕を持って、計画的に進めていくことにしよう。