今回の内視鏡検査は、現物を見ながら授業のおさらいができて、苦しかったけどちょっと楽しかった。
今日は健康診断だった。
朝イチで病院に行って、身長や体重を測ったり、採血したり。
前回もこの病院で検査したから、どこで何の検査をするかはだいたい覚えていて、あちこちに連れ回されながら検査していく。
今回の目玉検査は、私的には内視鏡検査だった。
前に内視鏡デビューしたときはエグエグ言っていて、辛かった記憶はあるけど、、、
放送大学の「人体の構造と機能」という科目でちょうど消化器系の勉強をしていたこともあって、実物が見れるぞとちょっと楽しみにしていたのだ。
胃や十二指腸といった、内視鏡で見ていくところを重点的に復習してから内視鏡検査に臨んだ。こんな動機で胃カメラを楽しみにしている人も珍しいのではないだろうか。
例によって、今回もかなりエグエグ言わせてもらったのだけれど・・・
映像を見つつ、先生の説明を聞きながら、
『あれが幽門か。ここから十二指腸だな。あそこの盛り上がってるのが大十二指腸乳頭なのね。あれはなんちゃら括約筋ってやつか。なんて言ったっけ』
と予備知識と照らし合わせていく。辛いんだけど、楽しい。
検査のあと、先生が撮影した写真を一つ一つ説明していく中で、
先生「これがポリープね」
私「ポリープって何なんですか?」
先生「胃液の出てくる穴があるんだけど、その穴の部分がちょっと異常に膨らんでいるような状態のもので」
私「胃小窩 (いしょうか)ですか?」
先生「そう、まさに胃小窩・・・・・・医療関係者?」
私「いえ、違います。最近、消化器系を学んでいて・・・」
というようなやり取りがあった。
ちょくちょく説明してくれる中で、邪魔にならない程度に授業で学んだことを確認してんだけど、「この人、妙に詳しいな」とか思われたんだろうか。
本当はもっと色々聞きたかったんだけど、あんまり時間を取っちゃいけないなーと思って程々のところにしておいた。
いやー、やっぱり現物を見るとメチャクチャ勉強になるなー、と思ったのだった。
ちなみに、ポリープは特に問題ないやつで、経過観察していきましょうとのこと。
こんな風にして、今期の健康診断を終えたのであった。