パソコンゲームとの付き合い方を変えてくれた「Steam Deck」
今年2023年に買ってよかったものの1つに「Steam Deck」がある。
Steam Deckにより、私のパソコンゲームに対する捉え方は全く変わってしまった。そして、パソコンゲームに対する付き合い方も全く変わってしまった。
Steam Deckは、ゲームとの付き合い方を変えた
これまで、私にとってパソコンゲームと言えば、どっしりと腰を据えて遊ぶものだった。ゲーミングデスクトップやゲーミングラップトップといった高性能マシンを使う必要があり、そういったものはだいたい大きくて重たいもので、据え置きゲーム機と同じスタンスでプレイしていた。
それが、Steam Deckというハンドヘルドマシンで遊べるようになったのだ。
ちょっとトイレに籠るときにも遊べるし、コインランドリーで洗濯物を乾燥機にかけている間にも遊べる。
また、スリープ & レジューム機能が素晴らしくて、どんなゲームでも途中で離脱して、また戻ってくることができる。このNintendo Switchのような気軽さときたら素晴らしいものだ。
こういったゲーム体験が、私の中でエポックメイキングになった。
我が家にSteam Deckが届いた日から、ほとんど毎日起動している。そのくらい手軽にパソコンゲームにアクセスするようになった。
Steam Deckは、大体のものが大体いい感じに遊べる
振り返ってみると、私がプレイするゲームのほとんどが古いものだったり、あまりグラフィック性能を必要としないものだったりすることもSteam Deckでのプレイ時間を伸ばす要因になっている。
これはSteamがセールをやるタイミングで、昔やりたかったんだけど諸事情でやれなかったものが数千円で買えちゃうから、そういうものを進んで買っている、というのも影響している。
要はソフトもハードもSteamの思惑通りというわけだ。でも、悪い気はしない。
これまでSteam Deckで10以上のタイトルを遊んできた感じだと、PS3くらいまでのものはほとんど問題なくやれて、PS4くらいでも結構いける。Nintendo Switchでできるものは普通にできる。Steam Deckはそんなくらいの性能のようだ。
つまりは、Steam Deckは大体のものが大体いい感じに遊べるのだ。このさじ加減がいい。
最近だとStarfieldにハマっていて、そういう高度なグラフィック性能を要求するゲームはSteam Deckで満足にプレイできるかわからないんだけど、そういうのはゲーミングパソコンで腰を据えてやればいいのだ。ちゃんとハイスペックなパソコンも持っているんだし。
Starfield以外に最新の高いグラフィック性能を要求するゲームはやることがない。むしろStarfieldに手を出したのが例外的なくらい。秒を競う格ゲーやレーシングゲームもやらないし。
スペック以外の点では、Steam DeckはOSが独自のものだから、全くプレイできないゲームも多々あるんだけど、最近ではできるものが大部分だからタイトル選びに困ることはない。今後もできるものが増えていくことだろう。
結局のところ、繰り返しになるが、Steam Deckは大体のものが大体いい感じに遊べる、ということだ。
Steam Deckは、デスクトップPCとしても優秀
あとは、デスクトップPCとして使えるのも私的には結構なツボだったりする。
出張するときは、ラップトップを持っていく代わりに、Steam Deckで済ませることも考えているくらいだ。
そういう可能性も含めて、面白いデバイスだと思う。
おわりに
Steam Deckを購入したことで、手軽にパソコンゲームで遊べるようになった。
このことが私のパソコンゲームに対する価値観を大きく変えてくれて、Nintendo Switchで遊ぶことがほとんどなくなってしまった。そのくらい一気にパソコンゲームに傾いた。
今では新しくパソコンゲームを買うときに、Steam Deckに対応しているか?が結構重要な条件だったりする。
そのくらい、Steam Deckは私のゲームへのアプローチを大きく変えてしまった。
今年も色々なアイテムを買ってきたが、Steam Deckはその中でも私のライフスタイルを大きく変えてしまったアイテムと言っていいだろう。
来年も引き続きこのハンドヘルドマシンでゲームを楽しんでいることが想像に難くない。
なお、最近になってSteam Deckがマイナーチェンジされて、OLED版が発売されたそうで、かなり気になっているんだけど・・・Steam Deckは6~7万円くらいしたし、まだ1年も使ってないこともあって、流石に買い替えるのは気がとがめるので、今はステイとしている。今から買うならOLED版を買うのがよいだろう。