「ComHoma オフィスチェア (CH124)」ランバーサポートがグイグイ腰を押してくれるイス
「ComHoma オフィスチェア (CH124)」を購入した。
Amazonでセールしていて、1.2万円くらいだったし、ちょっと試してみたいと思ったのだ。
ComHomaというブランドは聞いたことがなかったんだけど、ゲーミングチェアでよく聞くGTRACINGが作っているものらしい。オフィス向けにブランディングしている名称なのだろうか?
GTRACINGのゲーミングチェアは昔使っていたことがあり、それなりによかったし、有力な会社が作っている椅子なんだからきっと品質的にもよいものなのだろう、と期待して買ってみることにした。
組み立ての際は、座面や背面などそこそこ重たい部品があるからちょっと手間取ったが、一人でやれないこともない。30分もあれば作れるかな。
座面は厚めで、背面はメッシュになっている。背中の通気性がよさそうだ。
ランバーサポートがウリのイスで、体重をかけるとこの部分が程よく前後して腰を預かってくれる。結構、グイグイ押し返してくれるから、骨盤が後ろに倒れることもなさそう。これがなかなかに気持ちいい。
なお、同型のイスでCH117というのがあって (このイスはCH124)、ぱっと見では違いがわからなかったんだけど、どうやらCH117はランバーサポートが上下に動かせて、CH124は動かせないという違いがあったようだ。
Amazonの商品ページを見ていると、同じイスが2つあって、値段も違うし、何が違うんだろう?とか思ったんだけど、よく見るとランバーサポートに違いがあった。
そこまで見ずにCH124を買ってしまい、組み立てたところで「あれ?ランバーサポートが動かせるんじゃなかったっけ?」と思ったんだけど、後の祭りだった。
また、このイスはリクライニングはできない。背面の角度は一定だ。構造上、肘置きのパーツで背面と座面を固定している。そのため、肘置きを外すこともできない。
肘置きは上に跳ね上げるか、この位置に下ろすかのどちらかになる。横に動かすなどの細かい調整はできない。
リクライニングができなかったり、肘置きが微調整できないあたりは価格なりのものだと思う。
ヘッドレストは高さが調整できるから、後頭部を置いても、首を置いてもいいだろう。その位置で上下にスイングするから、適度な角度で頭をあずけることができる。
座面にもこだわりがあるそうで、W字の形状により太ももの位置を平行に保つことで、長時間の姿勢保持に役立つらしい。
座面は厚みがあり、クッション性は高いと思う。
職業柄、長時間座っているし、いつも腰に不安を感じているので、このランバーサポートがどのくらい腰のサポートになってくれるかはこれから評価していきたい。ひとまず座ってみたファーストインプレッションとしては、なかなか悪くないと思っている。
ただ、やっぱりランバーサポートは上下に調整できた方がよかったかなぁ、とは思っている。この位置はちょっと低い気がする。よく見ないで買っちゃったのが悔やまれる。
あとは、リクライニングしないなど値段相応かな、と思う部分はあるけど、安価なオフィスチェアならリクライニングしないものは結構あるわけで、そこまで悪印象ではない。
1万円くらいで買えるイスだし、機能や品質としては十分よいものだと思う。実際のところどうなのかは、これから試していくとしよう。