自家製麺 MENSHO TOKYO (後楽園)でラム豚骨ラーメンを食べる。博多ラーメンぽい食べ物だった
後楽園駅からすぐ近くにある「自家製麺 MENSHO TOKYO」さんに行ってみた。

この日は後楽園のホテルに泊まっていて、近くで晩飯を食べられるところを探していたのだ。
最初は居酒屋でも、と思っていたんだけど、あんまりピンとこないので彷徨っていたら、こちらのMENSHO TOKYOさんを見つけたのであった。

お店の外にあるメニューによると、こちらのお店はスープに子羊 (ラム)を使っているのが特色らしい。
ラムで出汁を取っているラーメンというのも珍しい感じがしたので、試してみることにした。
お店に入ってみると、中はそれほど広くはなくて、カウンター席が5〜6席と、4人がけできそうな机が2つあったくらいか。垂れ幕とか照明の雰囲気がモダンな感じで、なんとなくアメリカとかにありそうなラーメン屋の印象だった。
入口右手に券売機があって、そちらで食券を購入する。最近よく見かけるようになった大型のモニタを備えた券売機で、キャッシュレス決済にも対応していた。
券売機で買うのは便利なんだけど、メニューを決めずに入ってきた人がいると1台しかない券売機の前で選び始めるため、そこで待たされるのは難点だとは思う。
さて、券売機でチケットを買ったら、そのまま注文が入るみたいで、特に半券を渡したりすることもなく、カウンター席に座る。
カウンター席にはいくつか調味料があり、これらを使って味を変えながら食べるのもよさそう。

油?の入れ物もあったりして、まぜそばとかにでも使うのだろうか。

説明が見当たらなかったので、よくわからない。結局、使わなかったから何だったのかは不明。
しばらく待っていると、注文していたラム豚骨ラーメン (950円 税込み)がやってきた!

ラムをスープに使っているとか言いながら豚骨というのはどういうことかと思わないでもないが、きっとラム骨と豚骨のミックスということなんだろう。
ラムから出汁を取っているからといって、スープは癖を感じるほどでもなく、油加減も私には適当で、好みの味わいだった。
麺は細麺だし、豚骨と相まって博多ラーメンのつもりで食べてもいいのかもしれない。替え玉もあるし。というか、博多ラーメンにインスパイアされたような食べ物だと思う。
薄切りのチャーシューと角切りの角煮にもしっかり味がついていてうまい。
器が不思議な形をしていて、つばが広くて深みのある形状をしていた。見た感じで少量なのかと思いきや、箸を突っ込むとズブズブと入っていき、あ、こんなに深みがあるんだ、と思ったものだ。つばが広いので、器から直接スープを飲むときは気を使った。なんか、こぼしそうで。
ラーメンの後半は座席の目の前にあった調味料からスパイスと七味、コショウを投入し、味変しながら食べたんだけど、これもまたうまかった。スパイスはなんだったんだろう。なんとなくシナモン風な印象だったが。
替え玉するかをずっと悩みながら食べ続けていたんだけど、最後は欲望に打ち勝つことができた。これがいっぱい飲んでから来てたら危なかったことだろう。
個人的にはなかなか好みの味だったし、また行ってもいいと思えたラーメンだった。