おうち散髪屋さんが臨時開店。息子や娘のヘアカットを奥さんがしてみた。ついでに私もやってもらった。
このところ息子も娘も髪が随分伸びてきていたので、そろそろカットしてやりたいなと奥さんと話していた。
今朝は天気もいいことだし、ちょうどいいから外でカットするか、ということに。
まずは息子から。
5歳の息子の髪は、ずっと母親が切っている。
バリカンで刈り上げをして、形を整えて、スキバサミを入れて。
母親にカットしてもらえるのが嬉しい反面、あんまりカットしてもらうのが好きではない息子。
それでも、なすがままにカットされていた。
続いて娘もカット。
もうじき3歳になる娘は、あんまり髪を切ってこなかった。
髪が生え揃って、伸びはじめたのが今年に入ってから?くらいの感じだったので、これまでほとんど切る必要もなかったのだ。
それがここ数ヶ月でどんどん伸びてしまって、そろそろ切ってあげた方がいいかな、というくらいになっていた。
本当は奥さん的には伸ばしたいようだったが、中途半端な長さで邪魔そうだったし、切ってあげるのもよいだろう。
娘の髪は息子に比べて細く、量も少ない。色も違う。きょうだいでまるで違うものだ。
そうしてカットされた娘は椅子から降りて、どこぞへ駆け出していった。
続いて、私もおもむろに空いた椅子に座ってみた。
最初は「この人、なにしてんだろう?」くらいにきょとんとしていた奥さんだったが、合点がいったのか、散髪ケープをかぶせてくれた。切ってみる気になったようだ。
新型コロナの影響もあって、かれこれ2ヶ月くらい髪を切りに行ってなかったから、結構ぼさぼさになっていて、気になっていたのだ。
まあ、この際だから息子らと一緒にカットされてみようと思い、はじめてのチャレンジとなった。
バリカンで刈り上げして、カットして、スキバサミですいて・・・
うん、痛い。根本から引き抜かれているような痛さだ。
ハサミの切れ味がだいぶ落ちているのかもしれない。
道理で息子が嫌がるはずだ。
これもまた経験だろうということで、黙って切られてみた。いや、黙ってなかったけど。
なにはともあれ、ボサボサだった頭はかなりスッキリした。
仕事がはじまる時間ギリギリだったこともあって、最後はちょちょっと仕上げだったのだが、まあひとまずこれでよいだろう。
しばらくしたら伸びるのだし、きっと気にならなくなるはずだ。
そして、サクッとシャワーを浴びて、仕事をはじめることにした。
こんな風にして、臨時開店したおうち散髪屋さんは、1時間ほどで閉店したのだった。