Steam版「ペルソナ 4 ザ・ゴールデン」をクリア!演出もBGMもかっこよく、シナリオも魅力的で、最後の方の切ない気持ちが胸にしみた。
「ペルソナ 4 ザ・ゴールデン」をSteamで買ってから、随分がんばってプレイしてきた。
おかげで、ようやくクリアできた!
どうも85時間もプレイしていたようで、なかなか長かったと言える。
Steamでゲームをはじめてみて、これほどひとつのゲームをひたすらプレイしたことはない (クリアしたゲームはあったけど)。
「ペルソナ 4 ザ・ゴールデン」は名作と名高いこともあって、本当に面白かった。
これが10年前の作品だとは思えない。
初見から節々でセンスを感じ、「すげー!かっこいい!!」と思った。
BGMも秀逸で、これまためちゃくちゃかっこいい。Echo Show 5でふとしたときに聴いているほどだ。
シナリオ上、選択肢を間違えると即バットエンドになるところがあったりして、そういうところはシビアだったし、戦闘しすぎて作業感が出てきたりするところはあったが、なんとか最後までやりきれた。
多少のネタバレになるが、主人公は1年間だけ、両親の仕事の都合で本作の舞台になる田舎の町で暮らすことになる。
その間にできた仲間たちと不可思議な事件に巻き込まれ、事件の解決に向かって進んでいく。
物語の最後の方は、そんな仲間たちと別れて、もとの都会の町に帰るまで、残りの日々を過ごすというシーンがある。
そこで流れるBGMを聴いていると、「もうじき終わっちゃうんだ。本当にこのメンバと遊べるのもあと少しなんだ」と思えてきて、寂しい気持ちになってしまうくらいだった。仲間たちと離れたくないのだけれど、時間は無情にも進んでいく。せめて最後の思い出をつくろう、みんなと遊ぼう、と思いながら過ごす日々の切なさ。
こういうのも青春だなぁと思いながら、主人公や、周りの仲間たちはどんな心境で最後の日を迎えるのだろう、と思うと、また切なくなる。
そのときに流れているBGMをEcho Show 5で再生してみると、その切ない思いが蘇って切なくなる。青春だ。
ひとまず最後までたどり着いたし、クリアはしたわけだが、やり切ったかというと少しやり残したところはある気がする。
クリアデータを引き継いで2周目に入ることもできるから、この「ペルソナ 4 ザ・ゴールデン」の世界観に飽きるまで、ほそぼそと続けてみるのもよいかもしれない。
本当にやってよかったゲームだと思う。